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キョウエイマーチ パワー勝負を制した快速馬 [1997年]

2頭が牽引した時代

 1994年生まれの牡馬は、サニーブライアンやメジロブライトといったスケール感のある中長距離馬と、タイキシャトルやサイレンススズカなど稀代のスピード馬に恵まれた世代だった。

 牝馬も同様。決め手の鋭さと底力で5つのGIタイトルを獲得したメジロドーベルと、スピードを武器に重賞5勝をあげたキョウエイマーチ、2頭が牽引した世代として記憶されている。

 メジロドーベルが2歳女王に輝いた頃、キョウエイマーチはまだ1勝馬の身だった。2歳11月・ダート1200mの新馬戦こそ2着に大差をつける逃げ切りでデビュー勝ちを飾ったものの、芝に替わった12月の千両賞では3着に敗退していたのだ。

1番人気で迎えた桜花賞

キョウエイマーチ写真

 しかしここからキョウエイマーチの快進撃が始まる。

 ダートに戻った寒梅賞で2着を10馬身も突き放すと、続くエルフィンSではシンザン記念2着のホッコービューティを完封。さらに桜花賞トライアルの報知杯4歳牝馬特別では、阪神3歳牝馬S2着のシーズプリンセスに7馬身もの差をつけて勝利する。メジロドーベルがチューリップ賞3着とつまづいたのとは対照的に、止まらぬ勢いに乗ったキョウエイマーチは、1番人気の支持まで受けて第57回桜花賞へと臨むことになったのである。

 前日からの雨で、芝コンディションは生憎の不良馬場。経験の浅い3歳牝馬には過酷な条件でのレースとなったが、キョウエイマーチには何の問題もなかった。ダート2戦で圧勝しているように“パワー勝負”も望むところだったのだ。

4馬身差完勝のゴール

 逃げたミニスカートを引っ張り切れないほどの勢いで追走していたキョウエイマーチは、直線に入るとおもむろに加速する。一気に抜け出し、そこから先は内ラチ沿いを独走だ。メジロドーベルがさすがの底力で馬場の大外を追い込んできたが、これに4馬身差をつける完勝のゴール。スピードとパワーを遺憾なく発揮して、キョウエイマーチは桜の女王に輝いたのである。

 以後も、オークスではメジロドーベルが雪辱し、秋にはメジロドーベルがオールカマーを逃げ切ると、キョウエイマーチもローズSを制して好仕上がりをアピール、そして秋華賞ではキョウエイマーチを差し切ってメジロドーベルが二冠を達成と、まさに2頭が引っ張った牝馬戦線となったのだった。

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