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第74回 桜花賞特集 2014年4月13日(日)15時40分発走 阪神競馬場 芝1600m

桜舞う牝馬クラシック第一弾 阪神芝1600m〔Bコース〕

コース図(阪神芝1600m)

逃げ切りも、追い込みもある

 3歳牝馬クラシックの第一弾。例年通り、2回阪神開催の6日目でのレースだ。07年より桜花賞は現在の外回りコースで行われるようになった。当時からBコースが使用されており、今年も同じ。芝はイタリアンライグラス(洋芝)を使用したオーバーシード。

 今開催の仮柵は、連続開催となった前開催から引き続き、1週目だけはAコースとなった。2週目以降、つまり同開催の後半6日間がBコースとなっている。JRAの発表によると、正面直線には傷みがある個所があるとのこと。だが、先週日曜日に行われたマーガレットSは逃げ切りで決まった。一方、産経大阪杯はキズナが直線外から一気の差し脚。決まり手は多彩で、特に偏った傾向はみられない。ただ、時計は少しかかっていた。

脚を溜めての末脚勝負

レース写真(阪神芝1600m)

 スタート地点はバックストレッチの中間からやや左寄り。平坦のスタートで、3コーナー手前、内回りコースへの分岐の所で上り坂がある。上り終えるとすぐに下りがあり、緩やかな3〜4コーナーのカーブを回ると、4コーナーの出口からも緩やかな下り。最後の直線の半ばまで下がり、そこからすぐに待ち構えるのはゴール前の急坂。Bコース使用時の最後の直線距離(外回り)は476.3m。幅員は20〜25m。Aコース時から直線部分で3m、曲線部分で4m外側に柵が置かれている。

 コーナーが2回で、直線部分を走る距離が十分。全馬が力を発揮しやすいコースだ。07年以降の脚質別成績は、逃げ馬が【0.1.0.6】、先行馬が【2.1.2.20】、差し馬が【3.3.2.54】、追い込み馬が【2.2.3.24】という成績。逃げ馬が苦戦しており、追い込み馬が案外届いている。最後の直線が長いため、積極的に出ていくよりは、しっかりと脚を溜めていく方がよい。展開の紛れはあまりなく、人気馬が脚を余して負けるようなケースはあまりない。

淀みない流れで地力が問われる

 ペースは平均からやや速めでほぼ一定。G1らしく淀みない流れとなる。ダイワスカーレットが勝った07年だけは特殊で、前半600m通過が35秒7、後半600mが33秒9という強烈な上がりのレースとなった。だが、同年はそれでいて勝ち時計は1分33秒7。非常に速かった。ただ、時計の速さとレベルは関係ない。12年のジェンティルドンナの勝ち時計は1分34秒6だった。

 ある程度流れる道中でもしっかりと脚と溜めながら、終いに切れを引き出す能力が必要になる。スローペースからのヨーイ・ドンとは異なる。地力が問われる競馬となり、結果的には総合力が高い馬でないと上位争いが難しい。

 枠順傾向は顕著。内枠が不振で中枠より外に好走馬が集中という結果が続いている。1から3枠の成績は【0.0.1.42】で大不振。4枠が【2.1.0.10】、5枠が【3.0.1.10】、6枠が【0.0.2.12】、7枠が【1.3.2.15】、8枠が【1.3.1.16】。連対率は4〜5枠が20%を超える。7〜8枠が19%となっている。だが、一般的に阪神芝1600mはフラット。理屈では内枠でも問題ないはずだが、ここまで結果が出ていないと気になる。

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