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歴代優勝馬ピックアップ

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牡馬を一蹴して最強馬への道へ
2008年 ダイワスカーレット

歴代優勝馬ピックアップ

前年の有馬記念で2着と健闘したダイワスカーレット。ドバイで世界制覇という目標は怪我で叶わなかったが、この大阪杯で現役最強馬への歩みを進めていく。

強豪牡馬を抑えて1番人気に支持

2007年のJRA賞最優秀3歳牝馬に輝いたダイワスカーレット。確かにこの年の活躍には目をみはるものがあった。

桜花賞を勝ち、秋にはローズS1着をステップに秋華賞で二冠を達成。エリザベス女王杯では連覇を目指すフサイチパンドラ、G1・3勝のスイープトウショウといった難敵も完封する。さらに、有馬記念ではマツリダゴッホには競り負けたものの2着と健闘。3着の兄ダイワメジャーに先着し、現役最強牝馬と目される存在へと昇り詰めたのである。

08年はダートに照準を定め、フェブラリーSからドバイで世界制覇という歩みを視野に入れていたダイワスカーレット。この野望は右目の怪我のため叶わなかったものの、すぐさま立て直され、あらためてシーズン初戦として選択されたのが大阪杯(当時はG2)だった。古豪のメイショウサムソンやドリームパスポート、同期の菊花賞馬アサクサキングスといった強豪たちを抑えて1番人気の支持を得たことは、ダイワスカーレットに対してファンが抱く信頼の表れだった。

並ばれてから突き放す強い勝ち方

この期待にダイワスカーレットは見事に応えた。引っ張り切れない手応えでハナに立つと、そのまま2000mの逃走劇を完遂。直線で並ばれてから突き放す逞しさまで示して、並み居る牡馬勢を蹴散らしてしまったのだ。

小細工無用の強い勝ち方で4歳初戦を飾ったダイワスカーレットは、この年の秋、仇敵ウオッカとの激闘で伝説を作った天皇賞、そして有馬記念制覇とさらなる高みへ昇っていくことになるのだった。