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今年からG1へと昇格した大阪杯。優勝馬にはダイワスカーレットら歴史的名牝、キズナら中距離を代表する名馬が並ぶ。栄えある初代王者に輝くのはどの馬か?
1957年に5歳(旧表記)以上のハンデキャップ重賞として創設。当初は3月の阪神競馬場・芝1800mを舞台に行われていた。72年に距離を現在の芝2000mへと変更。81年から開催時期が現在と同じ桜花賞の前週に移行された。84年のグレード制導入ではG2に格付け。03年から国際競走に指定されている。
昨年までは春の天皇賞、宝塚記念といった古馬G1の重要な前哨戦として行われていた。ただ、今年からは中距離適性を持つ一流馬の国内の春季競馬における出走機会を拡充するためにG1へ昇格。負担重量も別定から定量へと変更された。また、優勝馬には愛チャンピオンSの優先出走権が与えられる。
今年で61回目を迎える大阪杯。過去の優勝馬にはエアグルーヴやダイワスカーレットといった歴史的名牝、スーパークリークやメジロマックイーンら名ステイヤー、オルフェーヴルやキズナらダービー馬など日本を代表するスーパーホースがその名を刻んでいる。
前哨戦からG1タイトルをかけた中距離決戦へ。スピードだけでは乗り切れない、激しい持久戦を制して名馬の仲間入りをするのは果たしてどの馬だろうか。
まずは昨年のジャパンCを制して年度代表馬に輝いたキタサンブラック。今年初戦でさらなる勲章を獲得できるか、注目だ。
昨年の香港ヴァーズでハイランドリールを破ってG1馬に輝いたサトノクラウンも頂点を目指す。昨年のダービー馬マカヒキも京都記念3着からの巻き返しにかける。他にも昨年優勝のアンビシャス、前哨戦の金鯱賞を勝利したヤマカツエースも初代王者の座を狙って虎視眈々。新たなG1の幕開けでどんな熱戦が繰り広げられるのか、そのスタートが迫っている。