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ローブデコルテ 初の外国産馬によるクラシック制覇[2007年]

2強回避で高まる混戦ムード

 桜花賞馬ダイワスカーレットが直前になって体調を崩して回避、同2着で前年の2歳女王であるウオッカは、大偉業を成し遂げるべく日本ダービーへと向かった。

 世代を代表する牝馬2頭を欠いて、2007年・第68回優駿牝馬には、にわかに混戦ムードが漂い始めることとなる。

 注目を集めたのは、第一冠の桜花賞には出走しなかった面々だ。

 単勝オッズ2.6倍のベッラレイアは、ここまで4戦3勝。圧勝の新馬戦、牡馬と互角に渡り合ったすみれS3着、怒涛の追込みで差し切ったあざみ賞、そしてフローラSでの初重賞制覇と、ほとんどキズのない成績でオークスへと駒を進めてきた馬だ。これに、忘れな草賞を2馬身差快勝のザレマが5.3倍、フローラS2着のミンティエアーが8.5倍と加わって上位人気を構成する。そこには、強い2頭に対抗しうる馬を別路線から探そうというファンの心理が表れているようだった。

低評価の桜花賞組にも実力と自負

ローブデコルテ写真

 いっぽう桜花賞組は、3着カタマチボタンが4番人気で10.5倍、4着ローブデコルテが5番人気で11.7倍と、新興勢力に主役の座を譲る位置に甘んじていた。だがこちらには、時代に名を残す最強牝馬たちと戦ってきたという自負がある。

 とりわけローブデコルテは、この路線で大崩れすることなく常に上位を争ってきた馬、密かな自信を抱いていたはずだ。阪神ジュベナイルフィリーズは4着、紅梅S勝利、チューリップ賞が5着、そして桜花賞ではメンバー中最速タイとなる上がり3ハロン推定タイム33秒5の末脚を繰り出して4着。“あの2頭”がいなければ、十分にタイトルを獲れる実力を持っているはずだった。

レースレコードで桜花賞組が意地見せる

 レースでは、上り調子の新興勢力ベッラレイアを、キャリアに勝るローブデコルテが競り負かす形が見られることになる。

 直線、好位にいたベッラレイアが敢然とスパート、坂上で早くも先頭に躍り出る。これをピタリとマークしていたローブデコルテが、直後から追撃体勢へと移った。みるみるスピードを上げたローブデコルテはハナ差だけベッラレイアを捉えてゴールへと飛び込む。

 やはり、強い馬たちとしのぎを削ってきた経験が大舞台で生きたのだろう。勝ちタイム2分25秒3はレースレコード、そして、JRA史上初となる「外国産馬によるクラシック制覇」という“おまけ”もつけて、ローブデコルテが樫の女王に輝いたのである。

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