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レディパステル フローラS組のワンツー[2001年]

断然人気馬をめぐる争い

 2001年春は、テイエムオーシャンが圧倒的な強さとともに牝馬クラシックロードを牽引していた。前年の2歳女王であり、3歳に入ってもチューリップ賞と桜花賞を楽々制覇。ここまで6戦5勝、牝馬には一度も先着を許していないというテイエムオーシャンは、誰もが認める絶対的な存在だった。

 当然、第62回優駿牝馬(オークス)でもテイエムオーシャンは単勝オッズ1.8倍の断然人気に支持される。次いで桜花賞2着のムーンライトタンゴ、3着のダイワルージュで、「桜花賞組が上位」というのがファンの見立てだ。

 だが、ここに加わってきた新勢力、トライアルからの参戦組がオークスで逆転を果たすことになる。その逆転劇の主役こそがレディパステルだ。

直前急上昇でオークスへ

レディパステル写真

 3歳1月と遅いデビューとなったレディパステルは、芝のレースで3着、2着と勝ちあぐね、2月、3戦目のダート 1600mで初勝利をあげる。3月の500万下・芝1800m戦では2着、4月のミモザ賞でようやく2勝目。すでにテイエムオーシャンが確固たる地位を築き上げていたのに対し、この時点でのレディパステルは、まだオークスに出走できるかどうかもわからない存在だった。

 それでも、安定感と上昇度、父トニービンからもたらされるスケール感、さらにはケント・デザーモ騎手を鞍上に迎えたことなどが目を引き、レディパステルはオークストライアル・フローラSで1番人気に推される。ここを2着でクリア、オークス出走権を手にして、晴れてレディパステルはクラシックの勲章へと挑むことになったのである。

直線一気の末脚で戴冠

 2歳時から女王として君臨するテイエムオーシャンと17頭の挑戦者。そんな図式で迎えたオークスは、意外なほどあっけなく勝敗が決した。

 ゆったりとした流れの中、好位でレースを進めたテイエムオーシャンが、直線半ば、満を持して追い出しに入る。だがフローラS3着のローズバドがこれを一瞬にして交わし、さらに大外からレディパステルが鋭い脚を伸ばしてきた。結果、意地で3着を確保したテイエムオーシャンの2馬身半前方、レディパステルがローズバドをクビ差降して1着でゴールへと達する。

 デビューからわずか3か月半のレディパステルが、直線一気の末脚で、見事に絶対女王の打倒を成し遂げてみせたのである。

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