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シルクプリマドンナ デビュー4か月の電撃戴冠[2000年]

混戦オークスの主役の座は?

 デビュー4連勝で桜花賞に臨んだサイコーキララが単勝オッズ1.8倍の人気を背負いながら4着に敗れ、その他の上位人気馬も、レディミューズが6着、エアトゥーレが11着、フューチャサンデーが15着と沈んだことで、2000年春の牝馬クラシック戦線は、にわかに混迷の度を増した。

 桜花賞を制したのは、チューリップ賞では10着に大敗していたチアズグレイス、2着は4か月ぶりの実戦だったマヤノメイビー。2歳女王のヤマカツスズランは休養中、オークストライアルでも目立った馬は現れず、確固たる中心馬不在のままオークスを迎えることになったのである。

 ここでクローズアップされるようになったのがシルクプリマドンナだ。

ダートの強豪から牝馬クラシックへ

シルクプリマドンナ写真

 デビュー前から評判の高かったシルクプリマドンナだが、当初は多くのファンが、この馬を「ダートの強豪に育つ」と考えていたかも知れない。3歳1月、ようやく初戦を迎えたシルクプリマドンナは、京都のダート1800m戦を大差で逃げ切って初勝利を飾る。2戦目、一気の距離短縮となったダート1200mでも2着を3馬身半突き放す圧勝劇。いずれの勝利も、よほどの砂上手だったからこそできた芸当だろう。

 が、初の芝挑戦だった桜花賞トライアルでも、スピード競馬への対応力を示してサイコーキララの2着と善戦。続く桜花賞でも中団から力強く脚を伸ばし、2着マヤノメイビーからアタマ差の3着と健闘する。ダート向きの評価から一転、遅れてきた大物との声も高まるようになった。父ブライアンズタイム、母の父ノーザンダンサー、母系からは欧米のG1馬が多数出ているという血統も一流で、いかにも大レース向きの奥深さを感じさせる。。

パワーと上昇度で戴冠

 パワーと上昇度を買われたシルクプリマドンナは、堂々1番人気でオークスのゲートに収まったのである。

 そのレースぶりは、確かに本命馬にふさわしいものだった。稍重の馬場をレディミューズがスローペースで先導し、直線でも粘る。2番手オリーブクラウン、3番手チアズグレイスの伸びも良く、明らかに前残りの展開だった。そこへシルクプリマドンナが、猛然と襲い掛かってくる。力強く前を交わし、最後はチアズグレイスをクビ差だけ差し切ってのゴールだ。

 デビューからわずか4か月、パワーと上昇度でつかんだ樫の女王の座だった。

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