G1特集 第76回 優駿牝馬(オークス)G1特集 第76回 優駿牝馬(オークス)

有力馬情報

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ルージュバック 東京替わりで力を証明

ルージュバック
あらためてクラシック制覇に挑むルージュバック

きさらぎ賞制覇を含む無傷の実績を引っ提げて登場した桜花賞。圧倒的1番人気に支持されたが、結果はまさかの9着。スタートは良かったものの、押さえ込んでしまいポジションを下げての追走。例年の桜花賞の流れならば問題ない作戦だが、今年は異例のスローペースとなったことで非常に苦しい展開となった。馬群の中でも揉まれたこともあり、完全に末脚はひと息だった。残念な結果だったが、多くの馬が力を出し切れなかった。東京に替わる点も含めて、見直しが必要だろう。2400mでも折り合いはつくはず。広い東京コースで、今度こそ力を証明したい。

レッツゴードンキ 逃げて桜花賞を圧勝

レッツゴードンキ
桜花賞制覇で意気上がるレッツゴードンキ

安定感はあるものの勝ち鞍は新馬戦のみという実績で挑んだ桜花賞。フタを開けてみれば、4馬身差の圧勝というパフォーマンスでビッグタイトルを手にした。勝因は展開につきるだろう。押し出されるようにハナ取り、前半800m通過が50秒0の超スローペースに持ち込むことに成功。それで上がり3ハロン33秒5の脚でまとめれば、後続はなすすべがない。逃げなくても競馬はできるタイプだが、同じような展開はなかなか見込めないだろう。そして、今回は折り合いも課題となりそうだ。最後の追い比べで抜け出し、二冠制覇となるか。

クルミナル 桜花賞で巻き返した素質馬

クルミナル
鋭い決め手が武器のクルミナル

前走桜花賞は7番人気と評価を下げたが、最後の直線で鋭く追い上げて2着。勝ち馬には離されたが、展開不向きの中、いい脚を使った。エルフィンS勝ちのパフォーマンスが良く、高い潜在能力があることはわかっていた。1番人気で11着と惨敗したチューリップ賞の敗因が、道悪によるものだったことが証明された。ディープインパクト産駒らしい、鋭い瞬発力が持ち味。良馬場ならば東京コース替わりは非常に楽しみだ。ただ、本質的に距離が伸びるのはあまり歓迎ではなさそう。2400mでも終いが鈍らないことがポイントとなるだろう。

クイーンズリング 連勝は止まるも不安はなし

クイーンズリング
巻き返しを狙うクイーンズリング

フィリーズレビュー優勝を含め3連勝の実績。桜花賞の人気ではルージュバックに及ばなかったが、能力は高いレベルにある。再三指摘するように、桜花賞は展開不向き。外目の7枠というのも厳しい状況となった。それでいて上位人気馬の中では、最先着となる4位入線と、地力があるところは見せた。デビュー勝ちは中山芝1800m。その後は徐々に距離を短縮しているが、少なくとも1400mがベストのタイプではない。距離延長に関しては、不安は感じさせない。関東への輸送も経験済み。あとは馬体を維持しながら、最高の状態で本番を迎えたい。

ココロノアイ 実績は上位、鞍上にも期待

前走桜花賞は2番人気の支持を受けたが、結果は10着。チューリップ賞勝ちが重馬場だったこともあり、やや人気を背負わされた感があるが、それでも普通はここまでは負けない。やはり展開が厳しくなり、直線外からの伸びではとうてい追いつけない競馬だった。実績はトップクラスで、東京のアルテミスSではレッツゴードンキを抑えて優勝。阪神JFでも3着に善戦している。ただ、パンパンの良馬場での決め手勝負ではやや苦しい印象。スタートを決め、好位を取って先に抜け出す形を取りたいところ。鞍上の手腕にも期待がかかる。

アンドリエッテ 桜花賞でも最速上がりをマーク

チューリップ賞での豪快な追い込みで、一躍本番の桜花賞でも注目できる存在に。実際に4番人気に支持された。だが、結果は6着。メンバー中最速の上がりを使いながらも展開に泣いた。マイル戦でも折り合い重視で後方からの追走となっていたため、今回も同じような作戦となる可能性が高い。掛かるようなことがなければ、今回も終いの脚は計算できるだろう。ただ、全馬をまとめて差し切れるかどうか。勝ち切るには運なども味方につける必要がありそうだ。前回の東京遠征では馬体重を12キロ減らした。輸送であまり減らないこともポイントになる。

キャットコイン クイーンC勝ちの実績が光る

ルージュバックら同様、デビューから3連勝で重賞制覇を飾った1頭。桜花賞へはクイーンCからの直行で、トライアル組との力関係がポイントだった。結果だけを見れば7着で、壁があったと言える。ただ、後方2番手あたりからの追走となり、この時点で勝負はあった。最後の直線はジリジリとしか伸びなかったが、上がり3ハロンはメンバー中2位タイだった。クイーンCで負かした相手も、結果的にはなかなかの馬たち。決して軽く扱える存在ではない。今回は長距離輸送がないため、馬体を戻せる可能性が高い。父はステイゴールドで、距離も問題なさそうだ。

ミッキークイーン 忘れな草賞から頂点を目指す

狙っていた桜花賞は残念ながら抽選で除外。同日の忘れな草賞に出走した。ロカとの一騎打ちという下馬評通りの展開となり、追い比べを見事に制した。ペースはかなり遅かったが、東京芝2400mに対応できそうなレースっぷりには好感が持てる。勝ちっぷりからも桜花賞組ともヒケを取らない能力がありそうだ。過去10年、忘れな草賞から本番を制したのは、11年エリンコート1頭。簡単ではない臨戦過程ながら、本馬も勝ち負けになってもおかしくない。クイーンC出走時には馬体重が20キロ減。それでも2着と結果を残したものの、これ以上は減らしたくないところだ。

シングウィズジョイ フローラSを制するも

前走フローラSは3枠発走から注文をつけて出て行き、サッと2番手を確保。前半1000m通過が62秒6のスローペースとなり、結果的には前々で運んだことが功を奏した。最後の直線ではゆっくりと先頭に立ち、ディアマイダーリンの追撃をクビ差押さえ切って重賞初制覇を飾った。同レースで乗れている内田博幸騎手らしい、うまいレース運びだった。ただ、勝ち時計やメンバー構成を総合的に考えると、レースレベルは平凡。桜花賞組の牙城を崩すのは容易ではないだろう。距離延長に不安はなさそうだが、決め手に欠ける感じは否めない。

コンテッサトゥーレ 良血馬が桜花賞で善戦

前走桜花賞は8番人気だったが、3着と善戦。1枠スタートから終始経済コースで立ち回り、最後の直線はジワジワと伸びた。チューリップ賞ではクルミナル同様、道悪で力を出し切れなかったクチで、これぐらいは走っても不思議はなかったということだろう。半姉にアルティマトゥーレ、半兄にキャプテントゥーレがいる良血馬。母がスピードタイプだったこともあり、距離延長は歓迎ではないはずだが、全兄のクランモンタナは昨年の新潟記念で2着。2000mまでならば持ちそうだ。残りの400mをどこまで踏ん張れるかがポイントとなる。