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第75回 優駿牝馬(オークス)特集 2014年5月25日(日)15時40分発走 東京競馬場 芝2400m

牝馬クラシック第2弾 東京芝2400m〔Bコース〕

コース図(東京芝2400m)

マイルG1は逃げ馬が勝利中

 今年も2回東京開催は全12日間の日程。コース区分は前半6日間がAコースで、7〜10日目がBコース、11〜12日目がCコースとなっている。よって10日目に行われるオークスはBコースが使用される。Bコースの幅員は28〜38m。Aコースから仮柵が3m外側に位置している。芝はイタリアンライグラスによるオーバーシードを使用。今開催は天候に恵まれ、良好な馬場状態でレースが行われている。特に内側の芝は根付きがよい印象。NHKマイルCとヴィクトリアマイルの勝ち馬の決め手は逃げ切りとなっている。今週は芝2400mのレースとなるが、引き続き逃げ馬には注意したいところだ。

 オークスの走破時計は年によってバラつきがある。過去10年、最も速かったのは12年のジェンティルドンナ。2分23秒6という破格の好時計で圧勝した。これは翌週の日本ダービーを上回る時計だった。馬場が渋った際には2分29秒台まで落ち込むことががある。通常の良馬場ならば2分25秒台が出ると予想される。

桜花賞同様、末脚の持続力が問われる

レース写真(東京芝2400m)

 スタート地点はホームストレッチのメモリアルスタンド前から。最初の1コーナーまでは300m弱の距離ある。1〜2コーナー中間から向正面直線の残り約1300mまでは緩やかな下り坂で、そこから急な上り坂。約60m平坦を走り、3コーナー手前から3〜4コーナーの中間まで再び下り坂。平坦の4コーナーカーブを曲がり、ホームストレッチに入って間もなく約2mの勾配の、最後の坂。ゴール前の直線は525.9mとなっている。

 東京コースをフルに使う広々とした条件下でのレース。最後の直線距離も長い。芝2400mという距離もほぼ全馬が未経験だろう。ただ、3歳牝馬同士の一戦なので、厳格な距離適性は問われない。現行の外回りでの桜花賞も十分タフで、末脚の持続力が問われる一戦となっていることも大きい。桜花賞で勝ち負けになる馬ならば、距離の不安はさほどないだろう。

 近年は12秒台のラップが平均的に続き、全体的には平均から速めの流れ。こうなるとスタミナと底力がより問われ、力がある馬とそうでない馬との着差が生まれやすい。引っ張る馬がいないと中盤が緩むため、13秒台のラップは自然と入る。この場合はペースの緩急に対応する能力が問われる。反応の鋭さが勝敗の分かれ目。エンジンのかかりが遅い馬は、苦しいだろう。

逃げ〜先行馬は伏兵に注意

 過去10年の脚質別成績は逃げ馬が【1.1.0.9】、先行馬が【0.0.2.32】、差し馬が【8.8.7.64】、追い込み馬が【2.0.1.43】。傾向は一目瞭然だ。逃げ〜先行馬が苦戦。差し馬が連対馬の80%と大部分を占めている。一般的に東京芝2400mでは逃げ・先行馬の好走率はいいのだが、オークスにおいては大苦戦している。ただ、逃げ〜先行で好走した馬はすべて6〜8番人気。伏兵馬が残っている。この点が難しいが、ひとまず連軸は差し馬とするのがセオリーだ。

 枠順傾向は1枠が【1.2.1.16】で連対率が15.0%。2枠は【3.1.1.15】で連対率は20%。一方、7枠は【3.1.1.25】、8枠が【2.1.0.26】。内と外の2枠に好走馬が集まっている印象。一般的にはフラットなコースだが、面白い特徴が見える。

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