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第74回 優駿牝馬(オークス)特集 2013年5月19日(日)15時40分発走 東京競馬場 芝2400m

未知の距離への挑戦 東京芝2400m〔Bコース〕

コース図(東京芝2400m)

昨年はレコード決着

 今年も2回東京は全12日間の日程。コース区分は前半6日間がAコースで、7〜10日目がBコース、11〜12日目がCコースとなっている。オークスは10日目の実施。よってBコースが使用される。過去10年、オークスの仮柵状況は03年から08年がCコース。09年からBコースとなっている。Bコースの幅員は28〜38m。Aコースから仮柵が3m外側に位置している。芝はイタリアンライグラスによるオーバーシードを使用。前週のヴィクトリアマイルの勝ち時計は1分32秒4。前年の勝ちタイムと同じだった。馬場の内・外による差はほとんどない模様。良好な馬場状態でレースが行われそうだ。オークスは距離が2400mなので、走破時計は年によってバラつきがある。昨年ジェンティルドンナがマークした2分23秒6は破格の好時計。翌週の日本ダービーを上回った。通常は2分25秒台ならば速い部類だ。

ペースにより問われる能力

レース写真(東京芝2400m)

 スタート地点はホームストレッチのメモリアルスタンド前から。最初の1コーナーまでは300m弱の距離ある。1〜2コーナー中間から向正面直線の残り約1300mまでは緩やかな下り坂で、そこから急な上り坂。約60m平坦を走り、3コーナー手前から3〜4コーナーの中間まで再び下り坂。平坦の4コーナーカーブを曲がり、ホームストレッチに入って間もなく約2mの勾配の、最後の坂。ゴール前の直線は525.9mとなっている。

 桜花賞から距離が一気に800m延長。コーナーが4回ながら広々とした壮大なコース。最後の直線距離も長い。ほぼ全馬が未経験の距離。3歳牝馬同士の一戦なので、ハッキリとした距離適性は問われないものの、ある程度の対応力は求められる。各馬前半はスタミナを温存したいと思うのが自然。折り合いに不安がある馬、一瞬しかいい脚が使えない馬にとっては厳しい条件だ。

 近2年は12秒台のラップが平均的に続き、平均から速めの流れ。こうなるとスタミナと底力がより問われ、力がある馬とそうでない馬との着差が生まれやすい。引っ張る馬がいないと中盤に13秒台のラップは自然と入る。この場合はペースの緩急に対応する能力が問われる。反応の鋭さが勝敗の分かれ目。エンジンのかかりが遅い馬は、苦しいだろう。

差し馬が圧倒

 過去10年の脚質別成績は逃げ馬が【1.1.0.9】、先行馬が【0.0.2.31】、差し馬が【8.8.6.65】、追い込み馬が【2.0.2.42】。その傾向は一目瞭然。逃げ〜先行馬が苦戦。差し馬が連対馬の80%と大部分を占めている。一般的に東京芝2400mでは逃げ・先行馬の好走率はいいのだが、オークスにおいては大苦戦している。追い込みで勝利したのはジェンティルドンナとブエナビスタ。能力が傑出した2頭であり、普通は追い込みも割り引きが必要と言えそうだ。

 枠順傾向は1枠の連対率が15.0%。2枠は3勝2着1回で連対率20.0%。全体的には内枠の好成績が目立つ。一方、7枠が3勝。8枠も連対率14.3%。外枠でも十分好走馬が出ている。一般的にはフラットなコースだが、内と外にやや良績が集まっている。

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