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第73回 優駿牝馬(オークス)特集 2012年5月20日(日)15時40分発走 東京競馬場 芝2400m

【ジェンティルドンナ】桜花賞馬が二冠に挑む

ジェンティルドンナ写真
桜花賞でまず一冠を達成したジェンティルドンナ

桜花賞ではジョワドヴィーヴルに続く支持を受けて2番人気で出走。中団馬群で折り合いをつけると最後の直線は馬場の真ん中へ。ジワジワと末脚を伸ばし、残り200mからはヴィルシーナとアイムユアーズとの競り合い。この勝負を外から突き抜けて見事に優勝した。4着に敗れたチューリップ賞ではやはり中間に順調さを欠いた影響があったようだ。使われるごとに折り合いに進境を見せつつ、終いの鋭さも増している。とはいえ、今回の課題は距離だろう。先週のヴィクトリアマイルで2着と好走した全姉ドナウブルーはマイラーとして素質を開花させた。その不安をはねのけて二冠を達成したい。


【ヴィルシーナ】逆転で樫の女王を狙う

ヴィルシーナ写真
スローのクイーンCを制したヴィルシーナ

母のハルーワスウィートは短距離馬で、近親には昨年のラジオNIKKEI賞を制したフレールジャック。血統からは距離が伸びてよい印象は受けないが、本馬はデビュー時からズブさを見せていて中距離をこなしていた。2月のクイーンCはマイル戦だったが、スローペースの流れを2番手から追走してそのまま押し切ったもの。そのため桜花賞のような、速い流れのマイル戦で対応できるかが一つのカギだったが、自分のスタイルを崩さずに好位から進み結局2着と好走した。まさに地力を示す好内容。今回、コースと距離が替わって逆転勝利は十分にあると、予感させる走りだった。


【ミッドサマーフェア】フローラSで強烈な瞬発力を披露

ミッドサマーフェア写真
フローラSを鮮やかに突き抜けたミッドサマーフェア

今年1月の未勝利勝ち直後に挑んだクイーンCでは6着に終わったが、黄梅賞3着を挟んで君子蘭賞→フローラSと連勝。トライアル優勝の実績を引っ提げてクラシックに初挑戦となった。前走は中団で折り合いをつけると、最後の直線では外から弾けるような伸び。中盤のペースが例年よりもかなり緩み、レースのラスト3ハロンが11秒4-11秒2-11秒5という強烈な瞬発力勝負を、上がり33秒4の末脚で一閃。2着に2馬身半の差をつける完勝だった。桜花賞組との力関係がポイントになるが、オークスの適性は十分。一気に突き抜けるシーンもありそうだ。


【ダイワズーム】3連勝でスイートピーSを勝利

ダイワズーム写真
スイートピーSを制して挑戦するダイワズーム

昨年10月のデビューから一度も掲示板を外していない堅実さが売り。当初は勝ち切れずに初勝利まで7戦を要したが、一つ勝った後はデイジー賞、そして前走スイートピーSと立て続けに勝って3連勝を果たした。前走は先に抜けたココロチラリを目標に外から馬体を併せて、ラスト200mから一騎打ち。詰めの甘さを見せていた東京コースでもキッチリと勝ったあたり、成長の跡が見て取れる。ただ、デイジー賞で2着だったターフデライトは次走フローラSで0.6秒差の4着。重賞のメンバーを相手に互角に戦えるかは微妙なところだ。


【キャトルフィーユ】忘れな草賞で2勝目

2走前のフラワーCではスタートが悪くて後方から。最後は完全に遅れ差しの形になったが、直線外から追い上げて5着と終いの伸びは目立った。よって桜花賞には出走できず前走は忘れな草賞に出走。今度はスタートを決めると1コーナーで2番手に取りつく積極的な競馬。超スローペースの展開をそのまま前でスパートし、後続を寄せ付けずに2勝目を飾った。特に際立った内容ではなかったが、昨年オークスを制したエリンコートも前評判は高くなかった。半姉は今年の中山牝馬Sを制したレディアルバローザ。血統馬でもあり、軽視は禁物。

【アイムユアーズ】短距離タイプが多い血統でも

前走桜花賞は中団待機から脚を溜めての追走。最後の直線ではヴィルシーナとジェンティルドンナとの追い比べの末、3着に終わった。阪神JF2着の実績があるとはいえ、1400mのフィリーズレビューを先行して押し切った後にこの競馬ができるのだから立派。通算成績【3.2.2.0】が示す通り、安定感は抜群で地力もトップクラスだ。ファルブラヴ産駒はエーシンヴァーゴウ、ブルーミンバー、ダンスファンタジアなどオープンで活躍するのは短距離の牝馬が多い。したがって、距離延長は気になるが、3歳牝馬同士の戦いならば、致命傷となるほどの減点材料ではない。

【ハナズゴール】東京で生きる末脚

本来ならば有力馬の一頭となっていた桜花賞を負傷により無念の回避。チューリップ賞快勝の次はNHKマイルCに駒を進めた。結果は勝ち馬から0.8秒差の7着。やや離されたがカレンブラックヒルがマイペースで逃げて楽々と押し切る競馬。2着アルフレードとは0.2秒差であり、本馬も直線外から脚を使っていた。負傷による影響はあまりなかったようで、立て直しができていた。今度は中1週というローテーションが厳しいが、東京コースでの強烈な瞬発力は証明済み。折り合いさえつけば末脚が炸裂するかもしれない。

【メイショウスザンナ】自在性があり善戦が可能

2月のセントポーリア賞では意表をついてハナに立つ作戦を取ると、スローペースに持ち込みそのまま逃げ切り勝ち。次走フラワーCでは重馬場の中、中団の内からレースを運び、最後の直線ではオメガハートランドとの追い比べで敗れたが、しぶとく末脚を伸ばして2着を確保。そして前走桜花賞では11番人気ながら中団から脚を伸ばして5着。自在性ある脚質と、コースや距離を問わない適応力に優れている。芝で大きく敗れたのは白菊賞のみ。2400mでも自分の力は発揮できそうで、今回も善戦は十分可能だろう。

【オメガハートランド】良馬場では恩恵がほしい

関西での初レースとなった桜花賞は12着という結果。当日の馬体重がマイナス10キロ。元々410キロ台の小柄な馬だけに、この馬体減はどうだったか。2走前のフラワーでは重馬場の中、直線外から豪快に差し切って重賞初制覇。デビュー当初は33秒台の速い上がりを連発していたものの、実は上がりがかかる競馬向きで道悪も苦にしないタイプかもしれない。前残りだったクイーンCは9着、距離のロスがあったフェアリーSは僅差の4着。良馬場だと展開に恵まれたり、よほどうまいコース取りをしたりしないと上位争いに加わるのは厳しいかもしれない。

【アイスフォーリス】フローラSで2着

昨年10月の東京芝2000mで初勝利。続く葉牡丹賞は不良馬場で6着。重賞初挑戦となったフェアリーSは7着だったが、0.2秒差の競馬。これらには馬場と距離という敗因が考えられる。自己条件に戻った2走前のミモザ賞では2着。そして前走フローラSでは逃げ馬をマークする形で進み、2着に入りオークスへの出走権利を手に入れた。瞬発力勝負ではミッドサマーフェアに完敗という内容だったが、自分から積極的動いてなだれ込める点がセールスポイント。デビュー当初から「長い距離に適性あり」という判断に基づく使われ方をされており、2400mに対する心配はなさそう。

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