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優駿牝馬(オークス)特集
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2冠目は未知の距離が舞台 東京芝2400m〔Bコース〕

コース図(東京芝2400m)昨年に続きBコースを使用

 2回東京開催に続く、連続開催の一週目。3回東京開催2日目に行われる。前週のヴィクトリアマイルに引き続き、今週もBコースを使用。このレースは03年から08年まではCコースを使用されていたが、昨年からBコースに変更となっている。その昨年はというと、ブエナビスタが直線大外から差し切って優勝。特に外から伸びたという馬場ではなく、抜きんでた能力があってこその芸当だろう。勝ちタイムの2分26秒1も、例年とあまり変わらない。ただ、今年は馬場がかなり速い。前週の京王杯SCでも1分19秒8のレコードが出た。ペース次第ではいくらでも時計が出る。

 Bコースの幅員は28〜38m。正面スタンド前で3m、向正面で2mほどAコースから仮柵を外側に位置し、レースが行われる。芝は今開催もイタリアンライグラスによるオーバーシードを使用している。

レース写真(東京芝2400m)ほぼスローだが06〜07年は厳しい流れ

 スタート地点はホームストレッチのメモリアルスタンド前から。最初の1コーナーまでは300m弱の距離ある。1〜2コーナー中間から向正面直線の残り約1300mまでは緩やかな下り坂で、そこから急な上り坂。約60m平坦を走り、3コーナー手前から3〜4コーナーの中間まで再び下り坂。平坦の4コーナーカーブを曲がり、ホームストレッチに入って間もなく約2mの勾配の、最後の坂。ゴール前の直線は525.9mとなる。

 2400mという距離は、オークス出走馬にとってはほぼ未経験の距離。この時期の牝馬にとっては過酷な条件となる。スタミナをできるだけ温存したいため、前半はゆっくり進み折り合いに専念。最後の直線での末脚勝負というのが基本的な流れとなる。昨年は前半1000m通過が61秒0、レースの上がり3ハロンが34秒8と典型的な上がり勝負だった。しかし、06年や07年は前半600m通過が35秒前後、1000m通過が60秒を切っており、ラスト3ハロンの方が時計がかかる展開だった。このような展開になると正真正銘のスタミナ勝負。桜花賞で要求された適性とはガラリと違うものになる。脚質的にも逃げ・先行で押し切るのは厳しいだろう。

中団からの差し馬が圧倒

 ただ、スローペースになっても逃げ・先行馬が不利な点は変わらない。ペースが遅くなれば瞬発力が問われる競馬になり、決め手の優劣がそのまま結果に直結する。長い直線を利した追い比べで勝る馬が最も勝利に近い。特にコース改修後の03年以降は、中団からの差し馬が圧倒的に有利という結果が出ている。具体的には逃げ馬が【1.0.0.7】、先行馬が【0.0.1.21】、差し馬が【5.7.4.44】、追い込み馬が【1.0.2.30】という成績。逃げ馬に加え、先行馬の不振が目立つ。

 なお、コース改修後の枠順傾向は、1枠と2枠が連対率21.4%でトップ。それに続くのが3枠と4枠で連対率が14.3%。完全に内枠が有利だ。最後の直線で外を回る分には全く構わないが、前半は内枠を利して内々の馬群に潜り込み、脚を溜める作戦がベストと言えそうだ。

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