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優駿牝馬(オークス)特集
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ナスルーラかノーザンダンサーの血が重要

1)サンデーサイレンスの血が強いように見えるが……

 過去10年のオークス連対馬の父と母父には、サンデーサイレンスおよび後継種牡馬の名前がズラリ。が、「パっ」と見にごまかされてはいけない。

 この間、サンデーサイレンスの直子は2勝・2着6回と勝ち切れていないのが事実。後継種牡馬の子も、勝ったのはスペシャルウィーク産駒の2頭だけだ。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)サンデーサイレンスを過信するべからず

 サンデーサイレンス系(SS系)の主な種牡馬と、それ以外の種牡馬の成績をまとめてみよう。

種牡馬
1着
2着
3着
4着以下
サンデーサイレンス
2
6
1
29
スペシャルウィーク
2
0
0
2
フジキセキ
0
1
0
10
マンハッタンカフェ
0
1
0
2
アグネスタキオン
0
0
1
8
ロイヤルタッチ
0
0
1
0
ダンスインザダーク
0
0
0
10
その他のSS系
0
0
0
12
SS系の合計 
4
8
3
73
SS系以外の合計
6
2
7
75

 サンデーサイレンス系は合わせて勝率4.5%/連対率13.6%/複勝率17%。これに対して非サンデーサイレンス系も、勝率6.7%/連対率8.9%/複勝率16.7%と遜色ない成績を収めている。

 シャイニンルビー、アドマイヤグルーヴ、ダンスインザムード、キストゥヘヴン、ザレマ、リトルアマポーラなど、人気になりながら馬券圏内から消えたサンデーサイレンス系も多く、また母の父サンデーサイレンスという馬も1勝・2着0回・3着1回・4着以下が9回と目立った成績ではない。

 そう考えると、オークスとサンデーサイレンス系はそれほど好相性とはいえないのではないだろうか。

3)ナスルーラかノーザンダンサーの血が必須

 過去10年のオークス1〜3着馬のうち、サンデーサイレンス系種牡馬の子とそれ以外はカッキリ15頭ずつだ。

 サンデーサイレンス系のほうをまず見ると、母の父はノーザンダンサー系が7頭と大多数で、ナスルーラ系が2頭、ネイティヴダンサー系が2頭など。

 いっぽう非サンデーサイレンス系だが、父系の内訳は、ナスルーラ系が6頭(うち5頭がグレイソヴリン系)、ノーザンダンサー系が5頭など。

 母の父は、ノーザンダンサー系が7頭、ナスルーラ系が5頭(ネヴァーベンド系、グレイソヴリン系、ボールドルーラー系、レッドゴッド系)などとなっている。

 こうして見ると、サンデーサイレンス系でもそうでなくても、父または母父がナスルーラ系かノーザンダンサー系であることが必須といえそうだ。

4)マイル以下の実績+両親の若さも重要だ

 桜花賞から一気に距離が伸びるオークス。そのため桜花賞で好走してもオークスでは大敗、という馬も多い。が、どうも近年は「オークスでもマイル適性がモノをいう」という傾向が出ている。

 過去3年の入着馬15頭のマイル戦成績を調べると、勝率44.4%と高アベレージ(入着できなかった馬は24.7%)。13頭にマイル戦1着の経験があり、残り2頭もマイルGIで入着したことがある。

 この15頭の父や母父には、米BCマイルを勝ったコジーン、シーキングザパールを出したシーキングザゴールド、ゼンノエルシドの父カーリアン、朝日杯勝ち馬フジキセキ、クロフネなど、マイル実績の高い種牡馬が多い。

 また過去5年の連対馬10頭は、父(種牡馬)が7〜8歳のときの産駒が5頭、母(繁殖牝馬)が7〜8歳のときの産駒が5頭と、まだ繁殖入りして数年の馬から誕生した子どもが多い。

 例外はフサイチパンドラ(父17歳×母11歳のときの産駒)とブエナビスタ(父11歳×母13歳のときの産駒)だが、両馬ともG1馬が山のように出ている名牝系の出身。よほどの良血でない限り「父か母に若さが欲しい」ということになるだろう。


■■結論■■

 オークス好走馬の条件は「父または母父がナスルーラ系かノーザンダンサー系」で、しかも「マイル実績の高い種牡馬」であること。そして「父か母がフレッシュな馬」というファクターも重要だ。

 不安要素を抱えるのは、父・母父がナスルーラ系やノーザンダンサー系ではないショウリュウムーン、エーシンリターンズ、シンメイフジ、アグネスワルツなど。トレノエンジェルは父13歳時×母9歳時の産駒で、条件とは少しズレる。

 アパパネは母の父がノーザンダンサー系、アプリコットフィズは父がナスルーラ〜グレイソヴリン系で、両馬とも自身と血統的なマイル適性+若い両親の産駒で及第点。ただしアパパネは父がオークス実績のないミスタープロスペクター系。母の父サンデーサイレンスであるアプリコットフィズのほうを買いたいところだ。

 注目を集めるゼンノロブロイ産駒たちだが、アニメイトバイオ、ギンザボナンザ、コスモネモシン、ニーマルオトメはそれぞれ母父がマイル適性のあるナスルーラ系かノーザンダンサー系で走破圏内だ。サンテミリオンは自身のマイル経験不足を母父ラストタイクーンで補えるかどうかが課題だろう。

 オウケンサクラは、父がナスルーラ系のバゴ(マイルGI勝ち馬)。桜花賞に続いて好走が期待できるはずだ。

【アパパネの血統表】

アパパネの血統表

【アプリコットフィズの血統表】

アプリコットフィズの血統表

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