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優駿牝馬(オークス)特集
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信用出来ないサンデーサイレンス系種牡馬

1)サンデーサイレンス、意外な勝負弱さ

 下の表は、過去10年のオークス連対馬の父と母父。パっと見るとサンデーサイレンスの名前がドドドっとあふれているようだが、2勝・2着7回と勝ち切れていないのが事実。この間、シャイニンルビー、アドマイヤグルーヴ、ダンスインザムード、アドマイヤキッスが1番人気を裏切って馬券圏内から消えている。

 またサンデーサイレンスの後継と目されている種牡馬も分が悪い。勝ったのはスペシャルウィーク産駒のシーザリオただ1頭、2着もフジキセキ産駒エフティマイアのみ、3着もロイヤルタッチ産駒のアサヒライジングだけ。ダンスインザダーク産駒は9頭が出走し、アグネスタキオンは5頭が出走して掲示板に載ったのは各1回と散々だ。

 これらサンデーサイレンスの後継種牡馬の成績を通算すると[1−1−1−38]。この中にはグランパドドゥ、ムーンライトタンゴ、コイウタ、キストゥヘヴン、ザレマ、リトルアマポーラ、レッドアゲートといった人気馬も含まれていた。

 さらにいえば、母の父サンデーサイレンスという馬も[1−0−1−7]と、それほど自慢できる成績ではない。

 昨年はエフティマイアが穴を開け、母の父にサンデーサイレンスを持つトールポピーが1着、レジネッタが3着。下表の20頭のうち12頭もサンデーサイレンスの血を引く馬がいるわけだが、トータルで見れば、この系統はオークスとそれほど好相性とはいいがたいのではないだろうか。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)サンデーサイレンス、かくもアテにならず

 サンデーサイレンスの血を引き、オークスで1〜5番人気に支持されて着外に敗れた馬を見ると、エアグルーヴの子アドマイヤグルーヴ、オースミシャインの子アズマサンダース、スカーレットブーケの子ダイワルージュ、タヤスブルームの子カタマチボタン、ルイジアナピットの孫にあたるリトルアマポーラ……。重賞級の牝馬の子でも、意外とアテにならないことがわかる。

3)非サンデー系ならナスルーラかノーザンダンサーの血が必須

 過去10年のオークス1〜3着馬のうち、サンデーサイレンスの血を持たないのは15頭。父系の内訳は、ナスルーラ系(グレイソヴリン系、レッドゴッド系、プリンスリーギフト系)が6頭、ノーザンダンサー系が4頭、ミスタープロスペクター系が2頭など。

 母の父は、ノーザンダンサー系が9頭、ナスルーラ系(ボールドルーラー系、グレイソヴリン系、ネヴァーベンド系、レッドゴッド系)が5頭、ミスタープロスペクター系が1頭。

 非サンデー系ならナスルーラかノーザンダンサーの血が必須といえそうだ。

【過去10年のオークス1〜3着馬のうち、サンデーサイレンスの血を持たない馬】

過去10年のオークス1〜3着馬のうち、サンデーサイレンスの血を持たない馬

4)マイル以下の実績を持つ種牡馬の血+若さが欲しい

 過去3年の入着馬15頭からは「マイル以下に対応できるスピード」の重要性が浮かび上がってくる。

 高松宮記念勝ち馬キングヘイロー、英2000ギニー1着失格のヌレイエフ、仏グランクリテリウム優勝のジェイドロバリー、米BCマイルを勝ったコジーン、ローレルフューチュリティー(ダート1700m)1着のデピュティミニスター、ジェロームH(ダートのマイルGII)を圧勝したフレンチデピュティ、マイル以下のG1で5勝をあげたヘクタープロテクター、NHKマイルCのクロフネと朝日杯3歳Sのフジキセキ、と、父または母父にマイル重賞で活躍した種牡馬が揃っているのだ。

 また過去5年の連対馬10頭は、父(種牡馬)が7〜8歳のときの産駒が4頭、母(繁殖牝馬)が6〜8歳のときの産駒が6頭と、まだ繁殖入りして数年の馬から誕生した子どもが多く、例外はフサイチパンドラ(父17歳×母11歳のときの産駒)だけだった。

 以上を総合して考えたいところだが、今年のオークス登録馬は、その大半が“アテにならない”サンデーサイレンス系。しかも大本命ブエナビスタは父11歳×母13歳のときの産駒とフレッシュさに疑問が残り、ディアジーナも父19歳×母16歳の産駒であることに加えてオークス実績のないマイバブ系×ニアークティック系という配合だ。

 どうも荒れる予感がプンプンと漂う。

 ひとまずサンデーサイレンス系では、父が8歳のときの産駒にあたるアグネスタキオンとマンハッタンカフェの産駒を推したい。中でも有力なのは父母ともに8歳時の産駒であるレッドディザイアだろう。

 非サンデー系では、出られれば大穴要素を持つのがマイティースルー。父はノーザンダンサー系でNHKマイルC勝ち馬のクロフネ(しかも8歳時の産駒)、母の父はボールドルーラー系のシアトルスルーである。

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