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歴代優勝馬ピックアップ

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偉大な亡き父に捧げるマイルG1制覇
2011年 グランプリボス

歴代優勝馬ピックアップ

2着馬に1馬身半の差をつけて堂々の先頭ゴールを果たしたグランプリボス。朝日杯FSに続くG1・2勝目を飾り、以後もマイル戦を中心に長く活躍した。

朝日杯FSを制して同世代のトップへ

2歳時、グランプリボスは世代のトップを颯爽と駆け抜けた。夏の札幌で迎えたデビュー戦を勝ち上がり、続くデイリー杯2歳Sは7着に敗れたものの、すぐさま巻き返して京王杯2歳Sを快勝。さらには朝日杯フューチュリティSを鮮やかに差し切って2歳王者に輝くこととなる。間違いなく同期の中ではナンバー1の実績を積み上げたといえる。

3歳シーズン初戦のスプリングSは4着。適距離よりも長いレース、早め先頭の策でオルフェーヴルからコンマ2秒差なら上出来だろう。ニュージーランドトロフィーは3着。これは折り合いを欠いたせいで、それでも大きく崩れなかったところがこの馬の底力だ。

かくしてグランプリボスは2011年春、大目標である第16回NHKマイルCへと駒を進める。毎日杯2着のコティリオン、ニュージーランドトロフィー2着のエーシンジャッカル、朝日杯FS2着のリアルインパクトらを押さえて1番人気での出走だった。

直線で外から力強い伸び脚で抜け出す

その支持にグランプリボスは力強く応えた。中団馬群でしっかりと折り合い、直線では外へ持ち出されてスパート。坂を駆け上がりながら先頭に躍り出ると、大外から追い込むコティリオンやゴール前で伸びてきたリアルインパクトらを1馬身半後方に封じ込んで、先頭ゴールを果たす。

それは春に亡くなったばかりの父サクラバクシンオーの名をさらに高める勝利。と同時に、グランプリボス自身も早くも2つ目のG1タイトルを手に入れて、世代トップの座を揺るぎないものとしたのだった。