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ダノンシャンティ 「最強世代」の一角を形成した強豪[2010年]

新馬勝ち後2戦の「価値ある敗北」

 2009年、2歳11月に迎えたデビュー戦を勝利で飾ったダノンシャンティ。だが、その後2戦は苦杯をなめることとなった。ラジオNIKKEI杯2歳Sはヴィクトワールピサの3着、翌2010年・3歳初戦の共同通信杯は2着という結果である。

 ただ、ラジオNIKKEI杯2歳Sはデビュー2戦目での好走と、ヒルノダムールにハナ差競り勝ったことが自信につながったはず。共同通信杯では前残りの流れの中、ハンソデバンドをハナ差まで追い詰め、後にスプリングSを勝つアリゼオにはクビ差先んじることに成功した。能力の大きさを十分に示した2つの敗戦だったといえるだろう。

三強対決を制して勇躍NHKマイルCへ

ダノンシャンティ写真

 ダノンシャンティの父はサンデーサイレンスの最良後継種牡馬ともいわれるフジキセキ。母シャンソネットは未勝利に終わった馬だったが、祖母グロリアスソングはカナダ年度代表馬に輝いた強豪であり、この母系からはラーイやシングスピールといった名馬が出ている。ダノンシャンティは煌く血統の持ち主といえるわけで、体に流れる高い資質をターフで遺憾なく発揮、重賞初制覇を果たしたのが4戦目の毎日杯だった。

 エアグルーヴの子ルーラーシップ、2連勝中リルダヴァルとの三強対決となったこのレース。ゆったりと流れた道中とは一変、直線では凄まじい切れ味を見せつけたダノンシャンティは1馬身4分の1差で快勝。その末脚の確かさを武器に、堂々1番人気でNHKマイルCへと乗り込むことになったのである。

マイル戦の日本レコードで快勝

 快速エーシンダックマンが引っ張り、これをアーリントンC勝ち馬コスモセンサーやニュージーランドTの覇者サンライズプリンスらも突っついて1000m通過56秒3というハイペースが作られた第15回NHKマイルC。ダノンシャンティは最後方グループで構えていたが、直線で大外へと持ち出されると、目の醒めるようなラストスパートを炸裂させる。

 次々に前の馬たちを交わし去り、2着ダイワバーバリアンに1馬身半もの差をつけてゴールへ。勝ちタイム1分31秒4はレースレコードを大幅に更新するとともに、マイル戦の日本レコードとなる衝撃のタイムだった。

 ヴィクトワールピサ、ローズキングダム、エイシンフラッシュ、ヒルノダムールなど素質馬が揃い、史上稀に見るハイレベルと讃えられる2007年生まれの牡馬たち。ダノンシャンティもまた、間違いなくその一角を占める強豪である。

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