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ジョーカプチーノ 生涯最高といえる走りで戴冠[2009年]

重賞勝ち馬ながら10番人気

 2009年の第14回NHKマイルCでは、末脚に自信を持つ馬たちが注目を集めた。共同通信杯を鋭く差し切ったブレイクランアウト、毎日杯で一気の伸びを見せたアイアンルック、ニュージーランドTで2馬身差の勝利を収めたサンカルロ、朝日杯フューチュリティSで追い比べを演じたフィフスペトルという人気順。この馬たちの切れ味が、直線の長い府中で期待を背負うことになったのである。

 一方、スプリングSで2着に粘ったレッドスパーダ、好位からフィリーズレビューを制したワンカラット、毎日杯で逃げて4着のミッキーパンプキンら、先行勢への評価はやや低め。ジョーカプチーノも、重賞勝ち馬ながら10番人気に甘んじていた。

1200m戦2勝でマイルG1へ挑む

ジョーカプチーノ写真

 前年の秋にデビューしたジョーカプチーノは、明け3歳1月までの計4戦をダートで走り、中京の1700mを逃げ切ってようやく初勝利をマーク。続く初芝のクロッカスSでは7着に敗れたが、500万下の萌黄賞を逃げ切り、勢いに乗って挑んだファルコンSで重賞初制覇を果たした。そしてニュージーランドTが早め先頭から3着、という戦績だ。

 ファルコンSは差し切りだったものの、本質的には前々で競馬を進めるタイプ。しかもダートで1勝、1200mで2勝と、芝マイル戦での実績には欠ける。父マンハッタンカフェは長距離馬だったし、母と祖母は1勝馬、血統的にも目立つ馬ではない。

 つまりは低評価も仕方のない身であったわけだが、3歳マイル王を決めるこの大一番で、ジョーカプチーノは生涯最高ともいえる走りを披露するのである。

レースレコードで快勝ゴール

 ゲットフルマークスの大逃げが、1000m通過57秒2という速い流れを生み出す。ますます差し・追込み馬が有利かと思われた。ところが直線では上位人気勢が伸びあぐね、むしろゲットフルマークスのほか、ジョーカプチーノ、グランプリエンゼル、レッドスパーダ、マイネルエルフといった先行勢の粘りが光る。

 とりわけ予想外の踏ん張りを見せたのがジョーカプチーノ。前とも後続とも離れた2番手を追走し、そこからジックリと機を待ってスパート。残り200mの位置で先頭に立ち、最後はレッドスパーダ以下に2馬身の差をつける快勝ゴールを果たしたのだ。

 勝ちタイムは1分32秒4のレースレコード。スピード能力を問われたレースで秘めた素質を開花させるとともに、3連単238万1660円の波乱を演出してみせたのだった。

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