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ピンクカメオ 3連単973万馬券の立役者[2007年]

大きかったデビュー前の期待

 18頭立ての17番手評価、単勝オッズ76倍という超人気薄で2007年のNHKマイルCを制し、3連単973万馬券の大波乱を演出したピンクカメオ。だが実は、デビュー前から大きな期待を集めた存在だった。

 父はクロフネなどを出したフレンチデピュティ、兄はスプリンターズSと安田記念を制したブラックホーク、近親には米G1で3勝をあげたホークスターがいる。2004年セレクトセールでの落札額7455万円は、同年・同セールにおける牝馬最高額だった。

 だから、重賞の1つや2つは勝って当然、そうした評価を得てもおかしくない馬だったといえるだろう。

勝ったり負けたりの繰り返し

ピンクカメオ写真

 ところがデビューしてからは、文字通り“勝ったり負けたり”の戦績。2歳7月の新馬戦を1番人気で勝ち上がるも、続くマリーゴールド賞では2馬身差の2着に敗れた。

 500万下特別・くるみ賞ではふたたび1番人気に推されて勝利したが、勇躍挑んだ阪神ジュベナイルフィリーズはウオッカから1秒離された8着に終わる。

 明け3歳初戦の菜の花賞はまたも巻き返して差し切り勝ち。だが桜花賞ではダイワスカーレットとウオッカの争いから大きく遅れての14着だった。

 血統はいい。スピードも決め手もある。だがGIでは足りないし、ましてや牡馬の一線級が相手では苦戦必至。そんな評価を背負ってピンクカメオは、第12回NHKマイルCのゲートに収まったのである。

渾身の末脚でもぎとったタイトル

 この一戦、朝日杯とアーリントンCで2着となるなどマイル戦で堅実な成績を刻んでいたローレルゲレイロが1番人気となり、デイリー杯2歳S勝ち馬オースミダイドウが2番人気、きさらぎ賞勝ち馬アサクサキングスが3番人気という順。このほか、共同通信杯2着のダイレクトキャッチ、スプリングS2着のマイネルシーガル、ニュージーランドTを勝ったトーホウレーサーなどもいて、いずれもピンクカメオ以上の実績や勢いを感じさせる馬たちが揃っていた。

 が、もっとも鮮やかな走りを見せたのはピンクカメオだ。後方集団で折り合ってジっと脚をため、直線では凄まじい瞬発力で前の十数頭をゴボウ抜きしてみせる。最後は好位から粘るローレルゲレイロを差し切っての1着ゴール。デビュー前に背負っていた高評価に恥じぬ渾身の末脚で、GIタイトルをもぎ取ったのである。

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