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シンボリインディ 世界的良血の外国産馬がG1初挑戦初制覇[1999年]

外国産馬が上位人気を占める

 1996年の創設以来、タイキフォーチュン、シーキングザパール、エルコンドルパサーと外国産馬が3連勝したNHKマイルC。いつしか「マル外のためのG1」という認識が浸透し、99年・第4回のレースでも外国産馬が注目されることとなった。デイリー杯3歳S(当時)やアーリントンCを制したエイシンキャメロン、ニュージーランドトロフィーの勝ち馬ザカリヤ、クイーンCとフラワーCで2着のレッドチリペッパー、ラジオたんぱ杯3歳S(当時)でアドマイヤベガと接戦だったマチカネキンノホシらである。

 シンボリインディも有力な1頭。単勝オッズ8.2倍、拮抗した上位人気の6番手としてゲートに収まった。

マイル戦3連勝で本番へ

シンボリインディ写真

 シンボリインディの父はA.P.Indy。米ベルモントSやブリーダーズCクラシックを勝利し年度代表馬にも輝いた名馬で、種牡馬としても優れた産駒を数多く送り出していた。

 母の父はDanzig。現役時代は後続を突き放してのデビュー3連勝を飾り、これまた数多のG1馬を世に送り出している快速種牡馬である。

 一級の血筋に支えられて、シンボリインディは順調に戦績を重ねてきた。デビュー戦こそ2着に甘んじたものの、2戦目を順当に逃げ切り、続く500万下・ひいらぎ賞ではサヤカを競り落として2連勝をマーク。さらにマーガレットSでもビッグバイキングに競り勝ってみせた。ここまで芝マイル戦ばかりを使われ、いまだ底を見せていないシンボリインディ。G1の舞台で人気を集めても不思議ではない、高い素質を感じさせる存在としてスタートを切ったのである。

道中後方から強烈なラストスパート

 ただ、シンボリインディは見ている者を何度かヒヤヒヤとさせた。

 道中のポジションは後方集団の内。先行策を取ってきたこの馬にしてはずいぶんと後ろだ。そのままコースロスなく3〜4コーナーを回り切り、無理なく位置取りを上げていったところまではよかったが、目の前に広がる先行勢の間に1頭だけ抜けられそうな隙間を見つけると、そこへがむしゃらに突っ込んでいく。強引なまでのラストスパートだ。

 が、おかげでシンボリインディは鋭く弾けた。残り200mの地点で一気に先頭へ躍り出ると、追いすがるザカリヤを4分の3馬身退けての先頭ゴール。確かに素質たっぷりのレース運びで、G1初挑戦初制覇を達成してみせたのである。

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