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第19回 NHKマイルカップ特集 2014年5月11日(日)15時40分発走 東京競馬場 芝1600m

父のマイル実績でロサギガンティアに注目!

1)サンデーサイレンスの系統が主軸を務める

 過去10年の系統別成績は以下の通りだ。

父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 6回 4回 5回
54頭
11.1%
18.5%
27.8%
その他のヘイルトゥリーズン系 0回 2回 1回
25頭
0.0%
8.0%
12.0%
ミスタープロスベクター系 2回 0回 3回
37頭
5.4%
5.4%
13.5%
ノーザンダンサー系 1回 4回 1回
46頭
2.2%
10.9%
13.0%
ナスルーラ系 1回 0回 0回
16頭
6.3%
6.3%
6.3%
その他の系統 0回 0回 0回
2頭
0.0%
0.0%
0.0%

 数のうえでも率の面でもサンデーサイレンス後継種牡馬たちの産駒が優勢。また近5年の1〜3着馬15頭を見ると、10頭が「父サンデーサイレンス系」、4頭が「母父サンデーサイレンス」で、サンデーサイレンスの血を引かないのは2009年の2着馬レッドスパーダだけという状況だ。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)やはりサンデーサイレンスの血が重要

 以下は母父の系統別成績だ。

母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 2回 2回 1回 22頭 9.1%
18.2%
22.7%
その他のヘイルトゥリーズン系 1回 0回 1回 11頭 9.1%
9.1%
18.2%
ミスタープロスベクター系 1回 1回 2回 33頭 3.0%
6.1%
12.1%
ノーザンダンサー系 4回 4回 2回 60頭 6.7%
13.3%
16.7%
ナスルーラ系 2回 3回 1回 30頭 6.7%
16.7%
20.0%
その他の系統 0回 0回 3回 24頭 0.0%
0.0%
12.5%

 数ではノーザンダンサー系だが、4勝中3勝が「父サンデーサイレンス系」。ナスルーラ系の2勝も「父サンデーサイレンス系」だ。つまり父サンデーサイレンス系との相性の良さで好成績を残しているに過ぎないとも取れる。

 ちなみに「父または母父がサンデーサイレンス系」という馬と、そうでない馬の成績差は以下の通り。やはり「なによりもサンデーサイレンスの血が重要」といえるレースである。

父・母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
どちらかがサンデーサイレンス系 8回 6回 6回
76頭
10.5%
18.4%
26.3%
サンデーサイレンスが入らない 2回 4回 4回
104頭
1.9%
5.8%
9.6%

3)黎明期から一転、マル外は軽視せよ

 誰もが知る通り、レース創設当初は外国産馬が圧倒的な強さを誇っていたNHKマイルC。だがテレグノシスが内国産馬として初めて勝利した2002年以降は、持込馬のキングカメハメハが勝っただけで内国産馬の優勢が続いている。

 NHKマイルCを「2001年まで」と「2002年以降」に分けて外国産馬の成績を調べると、これほどまでに差がある(1着−2着−3着−着外)。

外国産馬の成績 着別度数 勝率 連対率 複勝率
2001年まで 6−6−4−48 9.4%
18.8%
25.0%
2002年以降 0−1−2−41 0.0%
2.3%
6.8%

 連対したのは2002年のアグネスソニックだけ、3着は2008年のダノンゴーゴーが最後。2002年以降はタイキリオン、ヒューマ、シーキングザダイヤ、ファリダット、ブレイクランアウト、エイシントップが1〜2番人気に応えられず敗れている。もはやマル外は軽視すべき存在といえそうだ。

4)母父は外国種牡馬がベター

 出走馬の血統をJRA-VANデータで見た場合、母の父がアルファベット表記(海外種牡馬)になっている馬および母父サンデーサイレンスをタイプA、そうでない馬をタイプBとした場合の成績比較は以下の通りだ(1着−2着−3着−着外)。

タイプ別 着別度数 勝率 連対率 複勝率
タイプA 7−7−7−89 6.4%
12.7%
19.1%
タイプB 3−3−3−61 4.3%
8.6%
12.9%

 率的にはさほど大きな差があるようには見えないが、実は、タイプBから出た勝ち馬3頭はすべて父がサンデーサイレンス系。2〜3着馬6頭中3頭も父がサンデーサイレンス系だ。

 サンデーサイレンスの血が薄い馬に加え、母父が海外種牡馬でない馬の快走も期待できそうにない。

5)格の高い短距離〜マイルGIでの血統実績を尊重

 過去10年の勝ち馬の父について、現役時代のマイル実績と、当該馬以外の産駒のマイル実績を調べてみた。

種牡馬 自身のマイル実績 産駒のマイル実績
Kingmambo G1を3勝 エルコンドルパサーがNHKマイルC制覇
エンドスウィープ G1で3着 スウェプトオーヴァーボードがG1勝利
アグネスタキオン 未出走 初重賞がショウナンタキオンの新潟2歳S
フレンチデピュティ G2勝利 クロフネがNHKマイルC制覇
マンハッタンカフェ 未出走 レッドディザイアが桜花賞2着
フジキセキ 朝日杯1着 コイウタらがヴィクトリアマイル勝利
サクラバクシンオー マイルCS2着 エイシンツルギザンがNHKマイルC2着
ダイワメジャー GIを3勝 トーセンベニザクラなどが重賞勝利
スズカフェニックス マイルCS3着 ウインフェニックスが新潟2歳S4着

 ほとんどの種牡馬がマイル重賞での高い実績を持ち、産駒もマイルGI/重賞で好走している。初年度産駒がNHKマイルCを勝ったという種牡馬も多い。

結論

 狙いたいのは「父または母父(できれば父がベター)がサンデーサイレンス系」で、「高いマイル実績&産駒もマイルGIで好走している種牡馬の子」。母父が海外種牡馬である馬にも注意が必要で、そうでないタイプや外国産馬は軽視していい。

 今年の出走馬はほとんどがサンデーサイレンスの血を持ち、切れそうなのは外国産馬エイシンブルズアイのほか、ショウナンワダチ、マイネルディアベルくらいだ。

 父がサンデーサイレンス系という馬の中では、朝日杯勝ち馬フジキセキの産駒、母父がナスルーラ系Big Shuffleというロサギガンティアが一番手か。

 母父サンデーサイレンスという馬では、ショウナンアチーヴは父ショウナンカンプがマイル戦不出走なのが懸念材料。父フレンチデピュティのカラダレジェンド、父チチカステナンゴ(ジャックルマロワ賞4着)のキングズオブザサン、父グラスワンダーのワードイズボンドあたりに注目したい。

【ロサギガンティア】

ロサギガンティアの血統表

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