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第18回 NHKマイルカップ 2013年5月5日(日)15時40分発走 東京競馬場 芝1600m

昨年の優勝馬を輩出!ダイワメジャー産駒に熱視線

1)ヘイルトゥリーズン系が主軸を務める

 過去10年の系統別成績は以下の通りだ。

系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系 6回 6回 5回
73頭
8.2%
16.4%
23.3%
ミスタープロスベクター系 2回 0回 3回
38頭
5.3%
5.3%
13.2%
ノーザンダンサー系 1回 3回 1回
43頭
2.3%
9.3%
11.6%
ナスルーラ系 1回 1回 1回
22頭
4.5%
9.1%
13.6%
その他の系統 0回 0回 0回
4頭
0.0%
0.0%
0.0%

 昨年1〜3着を独占したように、実績と安定感でヘイルトゥリーズン系が頭ひとつリードしている。出走数が多いため上位に来ることも多いのは当たり前だが、率的にも「他の系統の倍くらいは有力」といえそうだ。軸馬はヘイルトゥリーズン系から選んで問題ないだろう。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)黎明期から一転、マル外は軽視せよ

 レース創設当初は外国産馬が圧倒的な強さを誇っていたNHKマイルC。だがテレグノシスが内国産馬として初めて勝利した2002年以降は、持込馬のキングカメハメハが勝っただけで内国産馬の優勢が続いている。

 NHKマイルCを前期(2001年まで)と後期(2002年以降)に分けて外国産馬の成績を調べると、これほどまでに差がある(1着−2着−3着−着外)。

期間 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
前期(2001年まで) 6回 6回 4回 48頭 9.4% 18.8% 25.0%
後期(2002年以降) 0回 1回 2回 39頭 0.0% 2.4% 7.1%

 後期で連対したのは、まだギリギリ外国産馬の勢いが残っていた2002年のアグネスソニックだけ。また後期の外国産馬には、ヒューマ、シーキングザダイヤ、ファリダット、ブレイクランアウト、エイシンアポロンといった人気馬もいたのに、この結果。昨年は遂に出走馬ゼロとなった。もはやマル外は軽視すべき存在といえそうだ。

3)ノーザンダンサーの重要性が薄れている!?

 上では外国産馬の成績をもとにNHKマイルCの歴史を2期に分けたが、「ノーザンダンサーの血」から考えると3期に分けることも可能となる。

 マル外全盛時代といえる最初の6年は、連対馬12頭のうち5頭が父ノーザンダンサー系、6頭が母父ノーザンダンサー系。どちらにも当てはまらないのはシーキングザパールだけだった。続く2002年から2009年の連対馬16頭は、父ノーザンダンサーが4頭、母父ノーザンダンサーが10頭で、該当しないのは3頭だけ。毎年必ず「父か母父がノーザンダンサー系」という馬が連対しており、この頃まではまだ「ノーザンダンサーの血が必須」といえるレースだった。

 ところが2007年のピンクカメオを最後に、ノーザンダンサー系は未勝利。替わって台頭してきたのが「ヘイルトゥリーズンの血」で、2008年から昨年までの連対馬10頭のうち8頭が父ヘイルトゥリーズン系、2頭が母父ヘイルトゥリーズン系。いまや「ヘイルトゥリーズンの血が必須」ともいえる状況だ。

 とりわけ過去3年はその傾向が顕著。2010年はヘイルトゥリーズン系が1〜4着を独占、5着にやっと「母父ノーザンダンサー系」が入り、2011年はノーザンダンサー系種牡馬の子が11頭も出ていたのに4着が最高。昨年は「母父ノーザンダンサー系」が11頭いて3着まで。「ノーザンダンサーの血はかえって邪魔」とすら考えたくなる流れを見せているのだ。

4)格の高い短距離〜マイルGIでの血統実績を尊重

 過去10年の勝ち馬の父について、現役時代のマイル実績と、当該馬以外の産駒のマイル実績を調べてみた。

種牡馬 自身のマイル実績 産駒のマイル実績
タイキシャトル 海外含めGI4勝 メイショウボーラーがダートでGI勝利
Kingmambo G1を3勝 エルコンドルパサーがNHKマイルC制覇
エンドスウィープ G1で3着 スウェプトオーヴァーボードがG1勝利
アグネスタキオン 未出走 初重賞がショウナンタキオンの新潟2歳S
フレンチデピュティ G2勝利 クロフネがNHKマイルC制覇
マンハッタンカフェ 未出走 レッドディザイアが桜花賞2着
フジキセキ 朝日杯1着 コイウタらがヴィクトリアマイル勝利
サクラバクシンオー マイルCS2着  エイシンツルギザンがNHKマイルC2着
ダイワメジャー GIを3勝 トーセンベニザクラなどが重賞勝利

 ほとんどの種牡馬がマイル重賞での高い実績を持ち、産駒もマイルGI/重賞で好走している。初年度産駒がNHKマイルCを勝ったという種牡馬も多く、その場合はNHKマイルC以前にマイル重賞で勝ち負けしており、東京マイルGIとの相性の良さもうかがえる。

結論

 狙いたいのは「父または母父(できれば父がベター)がヘイルトゥリーズン系」で、「高いマイル実績&産駒もマイルGIで好走している種牡馬の子」。外国産馬と、ノーザンダンサーの血が濃い馬は軽視していいだろう。

 エーシントップは外国産馬かつ父ノーザンダンサー系、父のマイルG1実績も不満で危ない。インパルスヒーロー、ゴットフリート、レッドアリオン、ガイヤースヴェルトあたりも父か母父がノーザンダンサー系で、2〜3着までというタイプか。

 ここではダイワメジャー産駒の3頭、コパノリチャード、ローガンサファイア、フラムドグロワールをあげておこう。

【ローガンサファイア血統表】

ローガンサファイアの血統表

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