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NHKマイルカップ特集
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内国産馬が主流の時代へ

1)ノーザンダンサーの血が必須条件

 過去10年の連対馬の父は以下の通りだ。

系統 成績
ヘイルトゥリーズン系 4勝・2着3回
ミスタープロスペクター系 3勝・2着1回
ノーザンダンサー系 2勝・2着5回
ナスルーラ系 1勝・2着1回

※グレイソヴリン系とプリンスリーギフト系をナスルーラ系と解釈

 4つの系統の戦いとなっているわけだが、ミスタープロスペクター系の連対は2005年のラインクラフトが最後で、近年は2008年のダノンゴーゴー、2009年のグランプリエンゼルと3着までだ。

 2006年はヘイルトゥリーズン系、2007年はノーザンダンサー系が1、2、3着、2008年はヘイルトゥリーズン系とノーザンダンサー系の決着、昨年はヘイルトゥリーズン系がワン・ツーと、この2系統の対決となっている。

 ただ、成績トップのヘイルトゥリーズン系よりも重視したいのがノーザンダンサーの血。連対馬の母の父を見ると、ノーザンダンサー系が6勝・2着6回と過半数を占めている。昨年も母の父ノーザンダンサー系によるワン・ツー・フィニッシュだった。

 父も母の父もノーザンダンサー系ではない、という馬は、たったの3頭。そのうちエイシンツルギザンとラインクラフトは母の母の父がノーザンダンサー系なので「ノーザンダンサーの血が濃く入っていないと勝ち負けは無理」といってもいいのではないだろうか。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)レース黎明期の印象から一転、マル外は軽視せよ

 レースが創設された当初は外国産馬が圧倒的な強さを誇っていたNHKマイルC。だがテレグノシスが内国産馬として初めて勝利した2002年以降は、持ち込み馬のキングカメハメハが勝っただけで内国産馬の優勢が続いている。

 NHKマイルCを前期(2001年以前)と後期(2002年以降)に分けて外国産馬の成績を調べると、これほどまでに差がある(1着−2着−3着−着外)。

 前期 6−6−4−48 勝率9.4% 連対率18.8% 複勝率25.0%
 後期 0−1−2−36 勝率0.0% 連対率 2.6% 複勝率 7.7%

 後期で連対をしたのは、まだギリギリ外国産馬の勢いが残っていた2002年のアグネスソニックだけ。また後期の外国産馬には、ヒューマ、シーキングザダイヤ、ファリダットといった人気馬もいたのに、この結果。昨年もブレイクランアウトが1番人気ながら9着に敗れている。

 マル外は軽視せよ。いまではそれがNHKマイルCの傾向となっているのだ。

3)輸入牝馬の子が、やや有利か

 マル外を軽視せよ、とはいっても、欧米の血がまるでダメというわけではない。むしろ母系には海外血統の濃さを求めたいところだ。

 内国産馬が完全に有利となった2003年以降を見ても、連対馬14頭のうち9頭が「輸入された牝馬の子」となっている。

 もちろん、日本国内で3代以上続いている系統からもラインクラフトやロジックなどが出ているものの、輸入牝馬の子を重視したい。

4)格の高い短距離〜マイルGIでの実績を尊重

 過去10年の連対馬の父・母父は、現役時代に短距離路線で戦った馬が、やはり多い。スプリント戦〜マイルGIの勝ち鞍の主だったものをザっと抜粋したのが下の表だ。

 このほか、デヘア、ファピアノ、サンデーサイレンス、エンドスウィープ、ノーザンテーストらが1200〜1800mの重賞を勝っており、ダンチヒやサクラユタカオーはいわずと知れたスピード血統だ。

種牡馬 主な勝ち鞍
Gulch BCスプリント
Nureyev 英2000ギニー(1位入線失格)
Unbridled's Song BCジュヴェナイル
タイキシャトル マイルCS
サクラバクシンオー スプリンターズS
Kingmambo 仏2000ギニー
Last Tycoon BCマイル
Polish Precedent ジャックルマロワ賞
フジキセキ 朝日杯3歳S
キングヘイロー 高松宮記念
テンビー グランクリテリウム
Chief's Crown BCジュヴェナイル
クロフネ NHKマイルC


■■結論■■

 狙いたいのは父がヘイルトゥリーズン系かノーザンダンサー系の馬で、とりわけノーザンダンサーの血は必須。輸入牝馬の子がベターで、父か母父が1800m以下の重賞勝ち馬であれば文句なし。

 逆に軽視したいのは外国産馬とミスタープロスペクター系、ということになる。

 マル外のエイシンアポロン、父がミスタープロスペクター系のコスモセンサーは消し。「ノーザンダンサーの血」という項目でサンライズプリンスやダイワバーバリアン、ダノンシャンティといった人気どころも軽く見る。

 出走できれば買ってみたいのがキングレオポルドとスティルゴールド。いずれもフジキセキ産駒で、母父は前者がヌレイエフ、後者がカーリアン(短距離重賞を勝っており、シンコウラブリイなどマイルGI馬も出している)。どちらも輸入繁殖牝馬の子だ。

 ほかではトシギャングスターが父クロフネ×母父サンデーサイレンス、祖母が輸入馬、近親にタイキシャトルで及第点。リルダヴァルも、父アグネスタキオンの産駒はNHKマイルCで活躍しており、母は輸入馬、母の母の父がノーザンダンサー系なので許容範囲だろう。

【キングレオポルドの血統表】

キングレオポルドの血統表

 

【リルダヴァルの血統表】

リルダヴァルの血統表

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