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ブルーメンブラット 混戦を断ち切る鋭い末脚[2008年]

主役不在の混戦模様

 2007年に安田記念とマイルCSの両GIを制したダイワメジャーは引退。2008年に入るとエイジアンウインズがヴィクトリアマイルを勝利して一流馬への地歩を築いたものの長期の休養入り、安田記念を勝ったウオッカは天皇賞からジャパンCというローテーションで秋を進むことになった。

 確固たる主役不在。それが2008年・秋シーズンにおけるマイル路線の状況だった。

 第25回マイルCSでは、悲願のGIタイトル獲得に燃える馬たちが支持されることになる。前年の2着馬で、毎日王冠ではウオッカを降したスーパーホーネット、これが10度目のGI挑戦となるカンパニー、マイルGIで2度の2着があるローレルゲレイロなどだ。

 ブルーメンブラットも、ここに加わる有力馬の1頭として数えられていた。

府中牝馬Sを制してGIの晴れ舞台へ

ブルーメンブラット写真

 2006年1月にデビューしたブルーメンブラットは、フラワーCが3着、500万下の矢車賞では6馬身差の圧勝など、3歳春の段階から高い素質を示していた。その後も自己条件では安定して上位争いを繰り返したのだが、オークスは9着、秋華賞が8着、翌2007年の春には阪神牝馬S5着、ヴィクトリアマイル8着と重賞では苦戦を強いられていた。

 ようやく本格化の兆しを見せたのが2007年の秋だ。準オープンを卒業し、続くオープン特別のオーロCも快勝、阪神Cでは僅差の3着に追い込む。2008年・5歳シーズンになるとさらに地力アップ。京都牝馬Sが4着、阪神牝馬Sが2着、ヴィクトリアマイルではエイジアンウインズやウオッカと叩き合っての3着と、重賞の上位常連となる。

 その秋、遂に重賞初制覇。カワカミプリンセスを差し切って府中牝馬Sを制すると、その勢いに乗ってマイルCSへと駒を進めてきたのである。

インを突いて一気に弾ける

 レースは、各馬のスピードと瞬発力が真っ向からぶつかる好勝負となった。ローレルゲレイロが粘る。高松宮記念勝ち馬ファイングレインが抜け出す。スーパーホーネットが外から脚を伸ばす。カンパニーも大外から追い込んできた。

 そこへブルーメンブラットも参戦。道中はひたすら中団馬群の最内で脚をため、直線ではインを突いて一気に弾ける。先行勢の間を割るようにして伸びたブルーメンブラットは、最後にはスーパーホーネットを交わしての1着ゴール。混戦を断ち切る鋭い末脚で、新マイル女王の座を射止めたのである。

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