JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

デュランダル

順調とは言えない戦歴

 1984年の創設以来、マイルチャンピオンシップを連覇した馬は4頭を数える。初代マイル王のニホンピロウイナー、気難しき快足馬ダイタクヘリオス、世界に羽ばたいたタイキシャトル、そして2003年・第20回と翌2004年・第21回を制したデュランダルである。

デュランダル写真 偉業を成し遂げた馬とはいえ、必ずしもデュランダルは、順調な競走馬生活を送ったわけではなかった。2歳12月のデビュー戦を快勝した直後に故障に見舞われ、復帰は3歳夏。条件戦は簡単に突破したものの、初の重賞挑戦となった2002年のマイルチャンピオンシップでは10着に敗れている。4歳シーズンのスタート時、ニューイヤーS勝利の勢いに乗って挑んだ中山記念では9着惨敗を味わった。

この時点でのデュランダルは、まだ未来の展望が開けぬままの存在といえただろう。

4歳秋に突如開花した才能

 突如の飛躍は4歳の秋。半年ぶりの実戦となったセントウルSで3着と好走したデュランダルは、期待とともにスプリンターズSへと挑む。ここでは最後方からとてつもない末脚を繰り出し、1番人気ビリーヴをハナ差降してのGI初制覇。さらにマイルチャンピオンシップでもゴボウ抜きのレースを再現してみせて、一躍、短距離路線の中心的存在として認知されるようになったのである。

が、その後の歩みも平坦ではなかった。5歳初戦の高松宮記念ではサニングデールに屈しての2着。「距離が伸びれば本命」とされた安田記念へ向けての調教中に裂蹄を発症。復帰戦となったスプリンターズSでは、自慢の末脚を封じる不良馬場に苦しめられてカルストンライトオの2着。
もどかしさばかりが募る1年となったのだ。

強豪を2馬身突き放し快挙

 そして迎えたのが第21回マイルチャンピオンシップ。久々ともいえる順調な過程でレースに臨むことになったデュランダルは、ようやくその本領を発揮する。

牝馬最強ともいわれるファインモーション、英G1を3勝している強豪ラクティ、桜花賞馬ダンスインザムード、毎日王冠を豪快に差し切ったテレグノシスなど、いずれ劣らぬ切れ者がそろったが、どの馬もデュランダルの瞬発力にはかなわなかった。後方から一閃、差して2馬身突き放す完勝の走りだった。

デュランダルとは、兵士たちの武勲を詠んだ叙事詩『ローランの歌』に登場する剣の名。まさに伝説の名剣のような鋭さを武器に、マイルチャンピオンシップ連覇の大仕事を完遂してみせたのである。

 

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN