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トウカイポイント

なんと3連複37万馬券

 勝ち馬にはニホンピロウイナー、ニッポーテイオー、タイキシャトルといった競馬史に残る名馬が連なり、人気馬の信頼度が比較的高いともいえるマイルチャンピオンシップ。だが、その堅実な歴史の狭間で、思わぬ伏兵がとんでもない大穴を開けることも多い。

トウカイポイント写真 2002年・第19回の勝ち馬トウカイポイントも、このレースに波乱をもたらした1頭。2着エイシンプレストン、3着の15番人気リキアイタイカンとともに3連複37万円馬券を演出した存在だ。

1番人気は、高松宮記念2着、安田記念優勝、スプリンターズSで2着とこの年の短距離路線で大活躍を続けるアドマイヤコジーン。京成杯オータムハンデを4馬身差で圧勝したブレイクタイムが続き、香港G1を2勝したエイシンプレストン、富士Sを勝ったメイショウラムセス、武豊が惚れ込む素質馬モノポライザーなどが高い評価を得ていた。

そんな中、トウカイポイントの注目度は低く、18頭立ての11番人気に過ぎなかった。

安定感欠くセン馬が…

 低評価も無理なかった。
セリ市で売れ残り、早々に去勢されてセン馬となり、公営・盛岡でデビューするという生い立ち。中央入りしてからは、マイル戦から2600mまでの幅広い距離で勝ったり負けたりを繰り返し、昇級したかと思えば降級、ようやく重賞タイトルに手が届いたのはこの年の2月、中山記念でのことだ。

その後も好走と凡走の差が激しく、ここ5走は、メトロポリタンSの2秒差大敗、宝塚記念は失速して10着、函館記念は14着に沈み、札幌記念は2着、富士Sでは前が何度も壁になる不恰好な競馬で5着。安定感を欠き、とてもマイルGIを勝つ雰囲気など感じられぬ馬といえただろう。

波乱を呼んだ末脚

  しかし、このレースでもっとも堂々たる走りを見せたのは、紛れもなくトウカイポイントだった。

ミデオンビットが引っ張る速いペースを中団で追走したトウカイポイントは、直線、紆余曲折の競走馬生活の中で身につけた“決してあきらめない末脚”を繰り出してみせる。馬場の内から外まで、10頭以上が広がって叩き合う攻防の中から馬場の真ん中を通って抜け出したトウカイポイントは、エイシンプレストンの追撃をクビ差振り切って1着ゴールを果たしたのである。

山あり谷ありの生活を送った馬が、レースでも波乱を呼んだ。そんな1戦だった。

 

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