JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

ジェニュイン マイル適性を天下に示す[1996年]

サンデー産駒初のクラシック制覇

 日本競馬の勢力図を一変させた大種牡馬サンデーサイレンス、その初産駒がデビューしたのは1994年のこと。2歳戦が開幕すると同時に、プライムステージ、フジキセキ、タヤスツヨシといった素質馬が続々と勝ち名乗りをあげていった。

 その中の1頭がジェニュインである。

 10月・東京の新馬戦では2着に敗れたが、2戦目では3馬身差の楽勝。赤松賞でも2着に甘んじたものの、明け3歳初戦のセントポーリア賞ではしっかりと勝利をつかんだ。若葉Sでは5馬身差の2位入線だったが、1位入線のルイジアナボーイが降着となる幸運があり、晴れてオープン勝ち。その幸運な流れとともに挑んだ皐月賞では先行抜け出しからの勝利を飾り、ジェニュインは、サンデーサイレンス産駒初のクラシックウィナーという栄誉を勝ち取ったのだった。

待っていた苦難の道のり

ジェニュイン写真

 ところが、そこから苦難の道のりが始まる。

 日本ダービーではタヤスツヨシに差されての2着、秋初戦の京王杯オータムHでもアタマ差の2着。毎日王冠では初の古馬との対戦に加え不得手な重馬場も響いたか、6着と掲示板を外してしまう。そして天皇賞・秋では、勝利を目前にしながら大外を鋭く伸びたサクラチトセオーにハナ差交わされての2着。有馬記念では10着という大敗を喫す。

 4歳を迎えても、この悪い流れを払拭することはできなかった。中山記念ではサクラローレルに突き放されて2着となり、安田記念はトロットサンダー、タイキブリザード、ヒシアケボノの熾烈な争いから1馬身半離されての4着。天皇賞・秋は、見せ場すら作れず14着という最悪の結果だ。

横一線の戦いを制して戴冠

 気がつけば、もう1年半も勝利から遠ざかっていた。そんなジェニュインを、ファンは第 13回マイルチャンピオンシップで1番人気に推す。確かに体調は良化、実績もあり、日本ダービーでの好走はあるものの本質的にはマイル〜中距離が向く馬。長らく秘めたままの能力の高さを、ここでこそ発揮してくれるはず。多くの人がそう信じたのである。

 その期待にジェニュインは、見事に応えてみせた。好位追走から直線、満を持してのスパート。ゴール前では横一線、2着から8着までクビ、クビ、クビ、クビ、クビ、クビ、ハナ、コンマ4秒の中にひしめく大混戦となったのだが、この争いから2分の1馬身差抜け出して、ジェニュインは、久しぶりの勝利をGIの舞台で果たしたのである。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN