G1特集 第33回 マイルチャンピオンシップG1特集 第33回 マイルチャンピオンシップ

歴代優勝馬ピックアップ

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有終の美を飾る春秋マイルG1制覇
1994年 ノースフライト

歴代優勝馬ピックアップ

前哨戦のスワンSでサクラバクシンオーを捕らえ切れなかったノースフライト。ただし、本番ではピタリとマークし、直線で抜け出す横綱相撲で引退レースを勝利で飾った。

図抜けた素質で瞬く間に頂点へ

デビューは3歳5月と遅れたノースフライトだったが、すぐさま頭角を現した。初戦は9馬身差、2戦目は8馬身差で完勝。3戦目は体調不良の影響で5着に敗れたものの、続く府中牝馬Sでは古馬勢を撃破して重賞初制覇を飾る。エリザベス女王杯でも2着と健闘し、阪神牝馬特別では1番人気に応えて勝利。その図抜けた素質は、瞬く間に広く認められるようになった。

翌4歳シーズンも快走は続く。京都牝馬特別は6馬身差の1着。マイラーズCはマーベラスクラウン、エルウェーウィン、ネーハイシーザーといった実績のある牡馬を破っての勝利だった。さらに、第44回安田記念ではスキーパラダイスやサイエダティら強力な海外勢を打ち負かし、2馬身半差をつけて1着とG1タイトルも獲得。完全にマイル路線の頂点へと躍り出る。

前走で敗れた相手に見事リベンジ

秋初戦のスワンSは2着に終わったノースフライトだが、これはあくまで試走。上昇気配を漂わせながら、第11回マイルチャンピオンシップへと臨む。ノースフライトにとって現役最後の一戦である。

それは、マイル女王の名にふさわしいレースぶりだった。好位の外で脚をため、前走で敗れた相手サクラバクシンオーをピタリとマーク。4コーナーでサクラバクシンオーが動くのに合わせて自身もスピードを上げると、直線では見事ライバルを競り落として1馬身半差の先頭ゴールを果たす。これで春秋マイルG1制覇。勝ちタイム1分33秒0のコースレコードも叩き出して、ノースフライトは有終の美を飾ったのだった。