G1特集 第33回 マイルチャンピオンシップG1特集 第33回 マイルチャンピオンシップ

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マイルチャンピオンシップとは?

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京都競馬場で行われる秋のマイル王決定戦。近年はこの舞台でG1初制覇を飾る馬も多い。G1馬の復活か、新世代の王者誕生か、目の離せない一戦だ。

秋のマイル王決定戦

グレード制が導入された1984年に短距離路線の充実を図るため、4歳(旧表記)以上・定量のG1「マイルチャンピオンシップ」を新設。第1回から11月の京都開催の第3週目に芝1600m(外回り)で施行されている。現在では春の安田記念と並んで、秋のマイル王決定戦として定着している。

98年に国際競走に指定。外国馬は5頭まで出走可能だったが、04年に国際G1に格付けされたことで9頭まで可能となった。なお、本競走は08年に創設された国際G1競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」の2戦目に指定されている。

また、12年からはJRAが決定したレーティングの上位5頭に優先出走が認められることになった。

近年はG1初制覇が多い

マイルCS過去32回の歴史の中で幾多の名マイラーが誕生。ニホンピロウイナー、タイキシャトル、デュランダル、ダイワメジャー、そして昨年のモーリス。京都淀のターフでその強さをいかんなく発揮してきた。

一方で、近年はエーシンフォワード、エイシンアポロン、サダムパテック、トーセンラー、ダノンシャーク。いずれも過去のG1でわずかにタイトルへ手が届かなかったが、この舞台で念願の初G1制覇を飾る馬も目立ってきている。

G1馬の復活か、新王者誕生か

今年は昨年の王者モーリスが不在。一昨年の覇者ダノンシャークをはじめ、皐月賞馬イスラボニータ、NHKマイルCを制したミッキーアイルなどG1優勝馬が出走を予定している。これらG1実績馬の復活なるかが大きな見どころだ。

新王者を目指す強豪も多士済々。過去2年2着で悲願の優勝を狙うフィエロ、前哨戦のスワンSを制したサトノアラジン、富士Sを勝利したヤングマンパワー、3歳馬ロードクエストもスタンバイ。混戦模様の一戦で秋のマイル王者に輝くのはどの馬か、そのスタートから目が離せない。