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第29回 マイルチャンピオンシップ特集 2012年11月18日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝1600m

【グランプリボス】G1・3勝目を狙う

グランプリボス写真
スワンSを快勝したグランプリボス

前走スワンSは好スタートから中団に下げての追走。前半600m通過が35秒2というスローペースとなり、差し馬にとっては厳しい展開になった。しかし、逃げたテイエムオオタカが粘り込むところを、直線外からの差し切り。力の違いを見せる内容だった。毎日王冠を叩かれて予定通り良化。スワンSは馬体重がさらに10キロ増えていたが、結果を出したことで好材料と考えられそう。春の安田記念はもう一歩のところで勝利を逃しており、今回は雪辱したい。NHKマイルC以来となるG1・3勝目を狙う。


【ストロングリターン】春秋マイルG1制覇となるか

ストロングリターン写真
安田記念でG1初制覇を飾ったストロングリターン

前走毎日王冠はカレンブラックヒルの独壇場。ペース自体は淀みなかったのだが、差し馬には非常に苦しい競馬となった。同レースで本馬とタイム差なしの6着に敗れたグランプリボスは次走スワンSを優勝。また、9着だったエイシンフラッシュも天皇賞(秋)を制覇。メンバー自体も揃っていたため、毎日王冠7着の敗戦は気にする必要がなさそうだ。安田記念に続く春秋マイルG1制覇がかかるこの一戦は、京都コースの対応がポイント。良績は東京に集中しており、京都は3歳時の葵S(4着)以来となる。


【ガルボ】マイル重賞の実績は十分

2月の東京新聞杯では僅差ながらコスモセンサーを振り切り、強い内容での勝利。4月のダービー卿CTではトップハンデの57.5キロながら優勝。続く安田記念では勝ち馬から0.5秒差の5着。マイル重賞の実績は十分で、G1でも上位争いに食い込む実力をつけてきた。京都芝でも10年シンザン記念優勝、11年京都金杯2着の実績。切れる印象はないが、得意のこの距離では競馬場を問わず力を出し切れる。前走富士Sは2番人気で6着。実績を考えると凡走といったところだが、休み明けで着差はわずか。ひと叩きされた今回に注目だ。

【ドナウブルー】京都牝馬Sなど京都は4勝

ドナウブルー写真
関屋記念をレコードで勝ったドナウブルー

1番人気に支持された府中牝馬Sは3着。序盤にやや引っかかるシーンがあり、なんとか押さえ込んでの追走。その分、最後の直線はジリジリとしか伸びなかった。1800mの距離も若干長い印象。適距離は1600mであることは間違いない。今年に入り京都牝馬Sと関屋記念を制覇。ヴィクトリアマイルCでも2着と好走した。特にG3ながら京都のマイル重賞を制している実績は大きい。京都芝コースは同レース勝ちを含み6戦4勝だ。問題は牡馬相手のG1で通用するかという点。ヴィクトリアマイルよりもレースレベルが上がった安田記念では10着だった。


【レオアクティブ】ペースと位置取り次第

京成杯AHを内から豪快に捌いて1分30秒7の日本レコードをマーク。インパクト十分の勝利ではあったが、馬場自体の速さに引っ張られた影響は多分にある。また、普段は後方追走から最後の直線は外を回るケースが多く、京成杯AHはうまくいきすぎた内容であった。逆に展開が嵌らないと前走のような競馬に。スワンSはペースが遅く、前に行った馬が有利なレースだった。上がり3ハロンは勝ち馬と同じ33秒2だったが、位置取りが悪く9着に終わった。コンスタントに速い上がりを出せる馬で、終いの破壊力はG1のメンバーでもトップクラス。ペースと位置取り次第で成績は大きく変わりそうだ。

【フラガラッハ】末脚強烈で一変なるか

強烈な末脚には以前から定評がある馬で、難しい気性が課題だった馬。現時点でもスタートは不安だが、マイル戦までは十分こなせるようになったのは成長の証し。3走前の米子Sはスローペースで最後の直線はほぼ横一線だが、シンガリの大外から一気の差し切り。2走前の中京記念も強烈な末脚で後方からごぼう抜き。重賞初制覇を果たした。全く展開が違うオープンのマイル戦を力でねじ伏せるその強さは、秋のビッグレースで楽しみを予感させるものだった。前走富士Sは出負けして後方から。最後の直線は大外から一瞬反応したが、脚が止まって14着に惨敗。期待外れの競馬だったが、一変する可能性は秘める。

【アイムユアーズ】距離短縮に望み

三冠レース最後の栄冠を目指した秋華賞は6着。ジェンティルドンナにみたび敗れた。途中からチェリーメドゥーサがまくる展開ながらペースはスロー。8枠スタートで終始外を回らされており、厳しい競馬ではあった。しかし、本馬の能力を考えると、もう少し前に迫る走りをしてほしかった。2走前のクイーンSの方が強い競馬だった。もしかすると2000mの距離が堪えた可能性がある。オークスも4着。芝1800m以下ではまだ4着以下となっていない。今回の距離短縮は大きなプラス材料だ。ただ、その分相手は強い。3歳牝馬にとっては楽なレースではないことも事実だ。

【サダムパテック】G1ではやや敷居が高いか

サダムパテック写真
京王杯SCを優勝したサダムパテック

京王杯SCを快勝し、1番人気で挑んだ安田記念は9着。中団追走から最後の直線はうまく馬場の外に持ち出したが、追い比べで完全に見劣った。前走天皇賞(秋)は休み明け。やはり中団追走から直線は馬場の3分どころ。ジリジリながら最後まで末脚を伸ばしており、内容は悪くない。距離が長いという印象も受けなかった。しかし、単純に古馬のG1ではやや敷居が高いという感も否めない。クラシックでもオルフェーヴルに完敗しており、当時からの成長は課題だ。京都のマイルという条件自体は悪くないはずだが。


【エイシンアポロン】昨年の覇者だが本調子になく

立て直しが期待されたこの秋だが、毎日王冠は12着、スワンSは14着。2年連続で善戦していたレースで二けた着順に敗れ、ひと叩きされた前走も14着。特に前走はペースが遅く、先頭から好位の馬にとっては有利な流れだった。それだけに大きく失速してしまった内容はいただけない。明らかに本調子にない様子だ。昨年は富士S勝利の勢いの持って挑んでのG1初制覇。フロックの勝利ではなく、本来の力を出せれば今年も有力馬の1頭。だが、リズムを崩した今春から大きな変化はなく、今年は苦戦を免れそうにない。

【ファイナルフォーム】上昇の余地はある

今年3月のデビューと遅かったが、5戦目のラジオNIKKEI賞を勝利し、見事に重賞初制覇を飾った。クラシック上位組の参戦は不在で、メンバーは手薄な印象もあったが、同レース8着のロードアクレイムは神戸新聞杯2着。その他も負けた馬の中から1600万クラスで活躍するケースがポツポツと出てきている。前走富士Sは2着。古馬のマイル重賞でもスムーズに流れに乗り、ヒットジャポットとの叩き合いには負けなかった。同世代のクラレントに敗れはしたが、キャリアと戦績を考えると本馬の方が上昇の余地はありそう。相手は強くなるが楽しみはある。

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