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オウケンブルースリ 直前急浮上で最後の一冠を制す[2008年]

春の実績馬不在の菊花賞

 オウケンブルースリ、マイネルチャールズ、スマイルジャックという人気順で、2008年・第69回菊花賞は幕を開けた。

 だが、出馬表を見た多くの人の思いはこうだったのではないだろうか。

 軸馬不在。

 春の中心的存在、NHKマイルCと日本ダービーの二冠を達成したディープスカイは、秋初戦・神戸新聞杯も快勝した後、天皇賞・秋を目指すことになった。NHKマイルCと神戸新聞杯で2着のブラックシェルは屈腱炎を患い、皐月賞馬キャプテントゥーレも骨折休養中。そんな状況で迎えた一戦だったのである。

遅れてきた逸材

オウケンブルースリ写真

 無事に菊花賞のゲートへと収まることのできた馬の中では、皐月賞3着、日本ダービー4着のマイネルチャールズと、日本ダービー2着のスマイルジャックが実績では上位といえただろう。上昇度ではセントライト記念を制したダイワワイルドボア、古馬相手の1000万下を勝ち上がってきたスマートギアらが目を引いた。

 これらを抑えて1番人気に推されたオウケンブルースリは、潜在能力の高さが評価されたのだといえる。この年の4月にようやくデビューし、未勝利脱出は3戦目、6月のこと。が、そこから2400mの500万下、2200mの1000万下と連勝し、初の重賞挑戦となった神戸新聞杯でも、メンバー中最速の上がりを繰り出して3着。勝ったディープスカイとはコンマ1秒差という大健闘を見せた。

 遅れてきた逸材。最後にやってきた上り馬。そうした魅力ゆえに、春の実績馬や重賞ウィナーを上回る人気を得たのだった。

力強い脚を長く使って押し切る

 果たしてオウケンブルースリは、その評価に応えてみせる。

 序盤はアグネススターチとノットアローンが飛ばす速い流れ。中盤からは一転して落ち着いたラップ。ここでオウケンブルースリが押し上げていく。3コーナー、後方にいたオウケンブルースリはみるみるうちに進出、直線入口では早くも先頭に並びかける勢いだ。

 そのままゴールまで、オウケンブルースリの力強い脚は続いた。ナムラクレセント、マイネルチャールズ、スマイルジャックらをねじ伏せ、追い込んだフローテーションを1馬身4分の1差封じての1着。デビューから半年という一気の上昇と、3コーナーからの一気の仕掛けで、オウケンブルースリはクラシック最後の一冠を仕留めてみせたのである。

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