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ザッツザプレンティ ロングスパートで後続を完封[2003年]

3冠を狙うネオユニヴァース

 2003年・第64回菊花賞。その最大の焦点は「史上6頭目の三冠馬誕生なるか?」だった。皐月賞では狭い間隙を突き抜け、日本ダービーでは重い芝を蹴立てて勝利、春のクラシック二冠を成し遂げたネオユニヴァースが、1番人気を背負って出走したのだ。

 もちろん、これを阻止しようとするライバルたちも虎視眈々。その中にザッツザプレンティの姿もあった。実績的には、日本ダービー2着のゼンノロブロイや皐月賞2着のサクラプレジデントなどには劣るものの、ザッツザプレンティも優れた武器を持っての参戦、5番人気に支持されていた。

苦しいレースでこそ発揮される能力

ザッツザプレンティ写真

 父に菊花賞馬ダンスインザダークを持つザッツザプレンティの武器は、スタミナ。というよりも、苦しいレースでこそ発揮される驚異的な粘りとパワーだ。

 前年の暮れ、新馬戦快勝、京都2歳S2着というステップで臨んだラジオたんぱ杯2歳Sで、まずはこの馬の強みが発揮される。他の馬が不良馬場に苦しむ中、ザッツザプレンティは力強く伸びて4馬身差の圧勝を飾ったのだ。

 明けて3歳、弥生賞では6着、皐月賞でも8着と人気以下の着順に甘んじたが、やはり道悪でおこなわれた日本ダービーでは3着を確保。4コーナーから早めに進出する強気のレースで、ネオユニヴァースやゼンノロブロイと接戦に持ち込んだ粘りが光った。

 秋初戦として挑んだ神戸新聞杯には有力馬がズラリと揃っていて、1着ゼンノロブロイ、2着サクラプレジデント、3着ネオユニヴァース、ザッツザプレンティは5着という結果。だが本番の菊花賞で、ザッツザプレンティは持てる能力を遺憾なく発揮することになる。

驚異的なスタミナとパワーと粘り

 逃げるシルクチャンピオンを目がけて、まず動いていったのがザッツザプレンティだ。3コーナーから早くも加速、先頭に並びかける勢いで直線へと向かう。これを見てネオユニヴァースやセントライト記念勝ち馬ヴィータローザらも進出を開始、さらに直線ではゼンノロブロイや神戸新聞杯4着のリンカーンなども脚を伸ばしてきたが、ここからバテずに押し切ってしまうのが、まさにザッツザプレンティの強さだった。

 追いすがるネオユニヴァースを振り払い、差してきたリンカーンも4分の3馬身差封じ込めての1着。スタミナとパワーと粘りに裏打ちされたロングスパートで、ザッツザプレンティは第三冠をもぎ取ったのである。

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