JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

セイウンスカイ

皐月賞馬、いざ菊へ

セイウンスカイ写真  皐月賞は速い馬が、日本ダービーは運のいい馬が、そして菊花賞は強い馬が勝つ。競馬の世界に古くから伝わる格言である。その見立てが真実なら、皐月賞と菊花賞の二冠を達成した馬は“速くて強い馬”ということになるだろう。

1998年。第58回皐月賞を制したのは2番人気のセイウンスカイだった。新馬戦は6馬身差、ジュニアCは5馬身差とデビュー2連勝を飾り、弥生賞でも2着に逃げ粘ったように、セイウンスカイ最大の武器はスピードと先行力だった。その持ち味を生かして、皐月賞も早めの競馬から押し切り勝ち。食い下がる3番人気キングヘイロー、猛追してきた1番人気スペシャルウィークを降しての快勝だった。

日本ダービーでは4着に敗れたものの、秋初戦となった京都大賞典ではまたも逃げ切り勝ち。しかも相手はメジロブライト、シルクジャスティス、ステイゴールドといった古馬一線級。これは価値ある勝利である。素質の高さだけでなく、ハナを切ってスっと流れを緩め、最後に余力を持ってスパート、そんなペース配分の自在性、頭の良さも示したレースだった。

ダービー馬との一騎打ち

 第59回菊花賞。それだけ素晴らしい走りを見せながら、セイウンスカイは2番人気での出走となった。断然人気はスペシャルウィーク。豪快な差し脚で日本ダービーを5馬身差圧勝、秋初戦の京都新聞杯ではマクってキングヘイローを撃破。磐石の構えで二冠達成を狙う存在だ。

が、二冠を達成したのはセイウンスカイのほうだった。

レースレコードで圧勝

 難なくハナを奪ったセイウンスカイは、速めのラップを刻んで後続との差を開いていく。1000m通過は59秒6。さすがにこのペースを積極的に追いかける馬はおらず、それを見たセイウンスカイはスっとピッチを落とした。

3コーナー過ぎ。楽に走っているセイウンスカイの姿を見て、さすがに慌てた後続各馬の手綱が動き始める。セイウンスカイは悠々と5馬身も前で直線へ。そこから先もひとり旅。ようやく追い込んできたスペシャルウィークを3馬身半後ろに従えて、鞍上・横山典弘騎手は最後まで追わない余裕も見せて、圧勝のゴール。勝ちタイム3分3秒2は、レースレコードを1秒以上も縮める優秀な時計だった。

まさに“速くて強い”。いや、速さを強さに変えたような走りで、セイウンスカイは二冠を勝ち取ったのである。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN