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マチカネフクキタル 菊を目指し一気に駆け上がる[1997年]

サニーブライアンに敗れた馬たち

 1997年・春の3歳クラシックでは、サニーブライアンが逃げ切りの二冠を達成した。が、骨折のため戦線離脱。秋の第三冠・菊花賞は、サニーブライアンに敗れた馬たちが中心となって繰り広げられることとなった。

 日本ダービー2着のシルクジャスティス、皐月賞4着・ダービー3着のメジロブライト、皐月賞2着のシルクライトニング、ダービー4着のエリモダンディーといった注目馬の中で、特に目を見張る上昇度を示していたのがマチカネフクキタルである。

トライアル連勝でいざ本番へ

マチカネフクキタル写真

 日本ダービー7着のマチカネフクキタルもまた「春はサニーブライアンに敗れた馬」といえる。だが当時は完成途上。新馬、未勝利、500万下で勝ったり負けたりを繰り返し、トライアルのプリンシパルSでサイレンススズカの2着としぶとく食い下がってやっとダービーに間に合った、という存在だった。

 そこからマチカネフクキタルは、上昇気流に乗って瞬く間に駆け上がっていく。

 7月のさくらんぼSで3馬身差勝利を飾ると、秋初戦の神戸新聞杯も1着。シルクジャスティスを突き放し、サイレンススズカも差し切っての重賞初制覇だ。続いて京都新聞杯(当時は菊花賞トライアルとして実施)でも、メジロブライト、古馬と互角に戦っていたパルスビート、ダービー6着のエアガッツらを蹴散らす。

自信みなぎるレースで快勝

 京都大賞典を勝ったシルクジャスティスが1番人気、メジロブライトが2番人気、それに次ぐ3番人気の評価となったマチカネフクキタル。その有力2騎を破った自信を胸に第58回菊花賞へと臨むことになったのである。

 なるほど確かに、自信みなぎるレースぶりだった。好スタートから鞍上・南井克巳騎手にガッシリと手綱を引かれたマチカネフクキタルは、好位の内で脚をためる。3コーナー過ぎでは外を回ってシルクジャスティスとメジロブライトが進出を始めたものの、マチカネフクキタルはじっと我慢だ。

 ようやく直線入口で仕掛けられると、馬群を割って鋭くひと伸び。外で懸命に叩き合うダイワオーシュウ、メジロブライト、トキオエクセレントらを鮮やかに差し切って、栄冠を勝ち取ったのである。

 これで4連勝、そして最後の最後にスパートしての1着。菊花賞のゴールを目がけて一気に駆け抜けた、そんな走りでつかんだクラシックだった。

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