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第75回 菊花賞特集 2014年10月26日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3000m

クラシック完結へのラストスパート 京都芝3000m〔Aコース〕

コース図(京都芝3000m)

台風を経ても馬場状態は良好

 4回京都開催3週目に行われる菊花賞。今年も同開催は全日でAコースが使用される。芝は野芝がベースで、洋芝(イタリアンライグラス)が混合されているオーバーシード。外回りコース使用で、最後の直線は403.7m。幅員は27〜38mとなっている。今開催は開幕週の芝1200mでレコードが出た。祝日・13日に予定されていた開催が、台風により中止となったが、先週土日は引き続き好時計が出ている。秋華賞の勝ち時計が良馬場で1分57秒0。かなり速い時計が出ており、馬場状態は非常に良好だ。

 過去10年の菊花賞の平均勝ちタイムは3分04秒4。昨年、久々に道悪でのレースとなったが、不良馬場ながら3分05秒2。良馬場でも05〜06秒台で決着することがあり、多少の雨では時計にあまり影響しない。むしろ、長距離戦だけに全体のペースによる影響が大きい。速い決着となれば、3分02秒台となるだろう。

直線平坦で上がりは速め

レース写真(京都芝3000m)

 外回りコースをほぼ1周半するコース形態。スタート地点は、バックストレッチの3コーナー手前の登り坂。スタートしてすぐに右へ曲がるカーブがある。3〜4コーナーは下り坂。ホームストレッチから1〜2コーナーまでは平坦。2周目の向正面に入り、淡々とした流れが続く。隊列が動き出すのは2周目の3コーナー過ぎ、坂の頂上付近。ここからゴールまでの800mの間、下り坂を利しての目一杯の追い比べとなる。

 一般的に長距離はスローペースになるのが相場だ。しかし、菊花賞でのラップを相対的に見ると前半1200mあたりまでは決して遅くない。11秒台から12秒台前半のラップが続き、むしろ速い印象すらある。ただし、単騎の大逃げ馬がいた場合は同馬の通過タイムとなる。馬群全体が速いというわけではない。

 1200mを過ぎたあたりからようやく先頭の馬のペースが緩み、12秒台後半から13秒台のラップが1000mほど続く。馬場がいい場合は、13秒台にならないこともある。そして残り800mから一気にペースアップする。レースの上がり3ハロンは、34秒台後半から35秒台。ゴール前に急坂がないことと、馬場状態が良好であることによりこの距離でも上がりの時計が速くなることがある。

勝ち馬の半数以上が4コーナー2番手以内

 ラスト4ハロンでのラップ間の差はあまりなく、最後1ハロンの上がりも極端にかからない。11秒台や12秒台前半というケースがほとんどだ。決め手に自信がある馬でも脚を溜めすぎると末脚不発に終わる。徐々に好位に押し上げて、直線入り口では前を射程圏内に捕らえることが必要になってくる。4コーナーで2番手以内の馬の成績が【6.1.3.18】となっており、勝ち馬の半数以上がこのタイプだ。勝ち馬に限ると、早めのスパートで押し切る形が理想。連対確保でOKということならば、4コーナーでの位置取りは10番手以内までならば問題ない。

 詳細な脚質別傾向は、逃げ馬が【0.0.2.10】、先行馬が【7.3.4.20】という好成績。最初から主導権を奪い、そのまま押し切るのは容易ではない。好位につけて、4コーナーで先頭〜2番手という形がベストだ。なお、差し馬は【2.5.3.67】、追い込み馬は【0.2.1.50】となっている。

 過去10年の枠順別成績は、1枠が【2.1.2.15】、7枠が【2.3.1.23】、8枠が【2.1.0.26】と勝ち馬が2頭出ているのがこの3枠。経済コースを通りやすい最内か、もまれにくい外枠が理想という傾向か。ただ、連対率で20%を超えている枠はなく、10%台でほぼ横一線。基本的にはフラットと考えていいだろう。

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