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第74回 菊花賞特集 2013年10月20日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3000m

未来のステイヤーが誕生か 京都芝3000m〔Aコース〕

コース図(京都芝3000m〔Aコース〕)

近2年は3分2秒台後半で決着

 今年も通常通り4回京都開催で行われる。同開催は全日でAコースを使用。外回りコースで最後の直線は403.7m。幅員は27〜38mとなっている。芝は野芝がベースで、洋芝(イタリアンライグラス)が混合されているオーバーシード。JRAの公式HPによると第3回開催終了後、正面直線から内回りの3コーナーにかけてと、外回りの4コーナー、さらに向正面直線を中心に約9,500平方メートル芝を張り替えた模様だ。今開催はここまで良馬場でレースが行われており、芝状態は良好だ。先週の秋華賞の勝ちタイムは1分58秒6(良)。レースが流れたこともあり、好時計が出た。

 過去10年の菊花賞の平均勝ちタイムは3分04秒4。いずれの年も良馬場で行われているが、長距離戦であるためペースによってタイムにバラつきが出ている。最も速かったのは06年で3分02秒7。レース・コースレコードでソングオブウインドが制した。最も遅かったのはビッグウィークが勝った10年で3分06秒1。ちなみに近2年は3分2秒台後半での決着となっている。

残り800mでペースアップ

レース写真(京都芝3000m)

 外回りコースをほぼ1周半するコース形態。スタート地点は、バックストレッチの3コーナー手前の登り坂。スタートしてすぐに右へ曲がるカーブがある。3〜4コーナーは下り坂。ホームストレッチから1〜2コーナーまでは平坦。2周目の向正面に入り、淡々とした流れが続く。隊列が動き出すのは2周目の3コーナー過ぎ、坂の頂上付近。ここからゴールまでの800mの間、下り坂を利しての目一杯の追い比べとなる。

 長距離の3000mなのでスローペースは必至。しかし、ラップを相対的に見ると前半1200mあたりまでは決して遅くない。11秒台から12秒台前半のラップが続き、むしろ速い印象すらある。ただし、単騎の大逃げ馬がいた場合は同馬の通過タイムとなる。馬群全体が速いというわけではない。

 1200mを過ぎたあたりからようやく先頭の馬のペースが緩み、12秒台後半から13秒台のラップが1000mほど続く。馬場がいい場合は、13秒台にならないことも。そして残り800mから一気にペースアップする。レースの上がり3ハロンは、34秒台後半から35秒台。ゴール前に急坂がないことと、馬場状態が良好であることによりこの距離でも上がりの時計が速くなることがある。

勝つには4コーナーで好位へ

 ラスト4ハロンでのラップ間の差はあまりなく、最後1ハロンの上がりも極端にかからない。11秒台や12秒台前半というケースがほとんどだ。決め手に自信がある馬でも脚を溜めすぎると末脚不発に終わる。徐々に好位に押し上げて、直線入り口では前を射程圏内に捕らえることが必要になってくる。昨年優勝のゴールドシップは序盤後方も、4コーナーでは2番手。11年優勝のオルフェーヴルも4コーナーでは3番手。過去10年の勝ち馬のうち8頭が4コーナーで4番手以内に位置していた。

 出走馬全体の脚質別成績を見ても、先行馬が【7.2.5.19】という好成績だ。ただし、逃げ馬は【0.0.1.11】と不振。好走したのは06年アドマイヤメインのみ。よって先行馬の次は差し馬。【2.6.3.67】という成績。追い込み馬は【0.2.1.50】で、こちらも厳しい。

 過去10年の枠順別成績は、1枠が【2.2.2.14】という好成績。連対率は20.0%、複勝率は30.0%でトップの数字だ。ただし、2枠は【0.1.2.17】でひと息。単純に内枠が有利ということではない。7枠は【2.2.1.24】で、8枠は【2.1.1.26】と外枠でも好走馬が十分に出ている。基本的には枠順の有利・不利はあまりない。自在性があり、勝負どころで自ら動いて勝ちに行ける馬ならばどの枠でも大丈夫だろう。

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