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第74回 菊花賞特集 2013年10月20日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3000m

混戦模様で重要なのはノーザンダンサーの血脈!

1)サンデーサイレンス系優位だが、どこからでも狙えそう

 過去10年の菊花賞における父馬の系統別成績は以下の通りだ。

父馬の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 6回 7回 7回
96頭
6.3%
13.5%
20.8%
その他のヘイルトゥリーズン系 0回 1回 2回
26頭
0.0%
3.8%
11.5%
ナスルーラ系 2回 0回 0回
12頭
16.7%
16.7%
16.7%
ノーザンダンサー系 1回 1回 1回
27頭
3.7%
7.4%
11.1%
ミスタープロスペクター系 1回 1回 0回
13頭
7.7%
15.4%
15.4%
その他の系統 0回 0回 0回
4頭
0.0%
0.0%
0.0%

 馬券になる回数では他を圧倒するサンデーサイレンス系だが、出走頭数の多さにモノをいわせているイメージで率としては高くない。ただし、サンデーサイレンス系とそれ以外とを比較すると、前者の勝率が上記の通り6.3%、連対率13.5%であるのに対し、後者は勝率4.9%、連対率8.5%と、ややサンデーサイレンス系が優位。

 とはいえナスルーラ系も一発の魅力を秘めるし、11年前にはファイントップ系サッカーボーイ=その他の系統から出たヒシミラクルが勝っている。正直、どこからでも狙えるのが実情だ。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)父サンデーサイレンス系でも狙えるのは特定の種牡馬だけ

 数の上では絶対優位を誇るサンデーサイレンス系だが、その内訳を見ると、狙える種牡馬・狙えない種牡馬の差が明確になりつつある。

 勝ち馬を出しているのはダンスインザダーク(3頭)とステイゴールド(2頭)、そしてサンデーサイレンス(1頭)だけ。ダンスインザダークは菊花賞馬、ステイゴールドには天皇賞・春の2着があって「サンデーサイレンス系の中でもステイヤーが有利」といいたいところだが、マンハッタンカフェ産駒は13頭挑戦で未勝利、3着以内もなし。またディープインパクト産駒もマウントシャスタが2番人気9着、ロードアクレイムが3番人気6着など9頭が挑んで未勝利だ。

3)国際G1級2400m戦との関連性が濃密

 サンデーサイレンス系以外で菊花賞連対馬を送り出した種牡馬を見ると、現役時代に格の高い2400mG1で活躍した馬が多いことに気づく。

連対馬 父の現役時成績
ホオキパウェーブ カーネギー 凱旋門賞1着
ソングオブウインド エルコンドルパサー ジャパンC1着
アサクサキングス ホワイトマズル 伊ダービー1着/凱旋門賞2着
オウケンブルースリ ジャングルポケット 日本ダービー1着/ジャパンC1着
ビッグウィーク バゴ 凱旋門賞1着
ローズキングダム キングカメハメハ 日本ダービー1着
スカイディグニティ ブライアンズタイム フロリダダービー1着

 名ステイヤーを数多く生み出したブライアンズタイムを除けば、ダービーや凱旋門賞の勝ち馬ばかり。菊花賞は底力を問われるレースであり、底力の勝負&レベルの高いレースで戦ってきた“血のたくましさ”が大切なのかもしれない。

4)ノーザンダンサーの重要性

 過去10年の菊花賞連対馬20頭すべてが5代前までにノーザンダンサーの血を持っている。また勝ち馬10頭中7頭にノーザンダンサーのインブリードがある。マンハッタンカフェ産駒の不調は、マンハッタンカフェがノーザンダンサーの血を持たず、インブリードを作れないせいかも、と思えてくる。

5)母の父はヘイルトゥリーズン系がリード

 以下は母父の系統別成績だ。

母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 3回 1回 1回
23頭
13.0%
17.4%
21.7%
その他のヘイルトゥリーズン系 1回 1回 1回
8頭
12.5%
25.0%
37.5%
ノーザンダンサー系 3回 4回 2回
59頭
5.1%
11.9%
15.3%
ミスタープロスペクター系 1回 1回 2回
24頭
4.2%
8.3%
16.7%
ナスルーラ系 0回 3回 2回
35頭
0.0%
8.6%
14.3%
その他の系統 2回 0回 2回
29頭
6.9%
6.9%
13.8%

 サンデーサイレンス系(というより母父サンデーサイレンス)を含むヘイルトゥリーズン系が一歩リードしている。

結論

 サンデーサイレンス系ではダンスインザダークとステイゴールドの産駒が優位。ただしスタミナのある種牡馬×母父がノーザンダンサー系、さらにノーザンダンサーのインブリードがあれば、なんとかなる可能性はある。

 サンデーサイレンス系以外なら格の高い2400mG1で活躍した種牡馬であることが絶対で、ノーザンダンサーの血を持っていることもマスト。母父がサンデーサイレンスならベターだろう。

 ハッキリいって今年は混戦。父サンデーサイレンス系からは、ステイゴールド産駒ケイアイチョウサンや、父ディープインパクト×母父Storm Cat(ノーザンダンサー系)のインパラトールとヒラボクディープあたりが有力か。サンデーサイレンス系以外だと、ピュアソルジャーとナリタパイレーツ(父ジャングルポケットでノーザンダンサーのインブリードあり)、アドマイヤスピカ(父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンス)とダービーフィズ(父ジャングルポケット×母父サンデーサイレンス)。出走できれば大穴でマイネルサンオペラ(父オペラハウス×母父サンデーサイレンスでノーザンダンサーのインブリードあり)。

 エピファネイアとユールシンギングは父が「その他のヘイルトゥリーズン系」でノーザンダンサーのインブリードもないため強くは推しにくい。

【インパラトールの血統表】

インパラトールの血統表

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