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第73回 菊花賞特集 2012年10月21日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3000m

上がり馬フェデラルホールに一発の魅力

1)父はどこからでも、母父はヘイルトゥリーズン系

 過去10年の菊花賞における父馬の系統別成績は以下の通りだ。

父馬の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系 5回 8回 8回
111頭
4.5%
11.7%
18.9%
ナスルーラ系 2回 0回 0回
16頭
12.5%
12.5%
12.5%
ノーザンダンサー系 1回 1回 1回
30頭
3.3%
6.7%
10.0%
ミスタープロスペクター系 1回 1回 0回
15頭
6.7%
13.3%
13.3%
その他の系統 1回 0回 1回
6頭
16.7%
16.7%
33.3%

 馬券になる回数では他を圧倒するヘイルトゥリーズン系だが、出走頭数の多さにモノをいわせているイメージ。率としては高くない。ヘイルトゥリーズン系と非ヘイルトゥリーズン系を比較すると、前者の勝率が上記の通り4.5%、連対率11.7%であるのに対し、後者は勝率7.5%、連対率10.4%と、ほぼ互角。正直、どこからでも狙えるのが実情だ。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)父ヘイルトゥリーズン系でも狙えるのは特定の種牡馬だけ

 数字的には好調に見える父ヘイルトゥリーズン系だが、その内訳を見ると、狙える・狙えないの差は明らかとなる。

 勝ち馬を出しているのはダンスインザダーク(3頭)とサンデーサイレンス(1頭)、ステイゴールド(1頭)だけ。ダンスインザダークは菊花賞馬、ステイゴールドは天皇賞・春の2着があって「ヘイルトゥリーズン系の中でもステイヤーが有利」といいたいところだが、マンハッタンカフェ産駒は13頭挑戦で未勝利、マヤノトップガンが5頭で未勝利、ブライアンズタイムも4頭で未勝利。いずれも3着以内すらないのが現実だ。

3)国際G1級2400m戦との関連性が濃密

 ヘイルトゥリーズン系以外で菊花賞連対馬を送り出した種牡馬を見ると、現役時代に格の高い2400mG1で活躍した馬が多いことに気づく。

連対馬 父の現役時成績
ヒシミラクル
サッカーボーイ
マイルCS1着
ホオキパウェーブ
カーネギー
凱旋門賞1着
ソングオブウインド
エルコンドルパサー
ジャパンC1着
アサクサキングス
ホワイトマズル
伊ダービー1着/凱旋門賞2着
オウケンブルースリ
ジャングルポケット
日本ダービー1着/ジャパンC1着
ビッグウィーク
バゴ
凱旋門賞1着
ローズキングダム
キングカメハメハ
日本ダービー1着

 ヒシミラクルの父サッカーボーイを除けば、ダービーや凱旋門賞の勝ち馬ばかり。菊花賞は底力を問われるレースであり、底力の勝負&レベルの高いレースで戦ってきた“血のたくましさ”が大切なのかも知れない。

4)ノーザンダンサーの重要性

 日本馬の多くに注入されているノーザンダンサーの血。2002年以降の日本ダービー勝ち馬11頭を見ても、タニノギムレット、ネオユニヴァース、ウオッカ以外の8頭が5代前までにノーザンダンサーの血を持っている。

 これを上回るのが過去10年の菊花賞連対馬。20頭すべてが5代前までにノーザンダンサーの血を持っている。特に勝ち馬は10年連続で「4代前にノーザンダンサー」という条件を満たしている。最重要視したい条件である。

5)母の父はヘイルトゥリーズン系がリード

 以下は母父の系統別成績だ。

母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系 4回 2回 2回 26頭
15.4%
23.1%
30.8%
ノーザンダンサー系 3回 3回 2回 58頭
5.2%
10.3%
13.8%
ナスルーラ系 1回 3回 2回 39頭
2.6%
10.3%
15.4%
ミスタープロスペクター系 1回 1回 2回 25頭
4.0%
8.0%
16.0%
その他の系統 1回 1回 2回 30頭
3.3%
6.7%
13.3%

 ヘイルトゥリーズン系が一歩リードしているが、ただしこちらも偏りがある。勝ち馬は、母父サンデーサイレンス(3頭)と母父ブライアンズタイム(1頭)からしか出ていないのだ。

結論

 菊花賞では「父ヘイルトゥリーズン系」と「父がヘイルトゥリーズン系以外」は、ほぼ互角。ヘイルトゥリーズン系を狙うなら菊花賞に実績のある種牡馬がマスト、非ヘイルトゥリーズン系なら格の高い2400mG1で活躍していることが求められる。

 いずれにせよ4代前にノーザンダンサーの血を持っていることが必須で、母父サンデーサイレンスも強調材料になりそうだ。

 大穴ならエーシングングン(父ジャングルポケット×母父サンデーサイレンス/4代前にノーザンダンサー)だが賞金的に出走は厳しそう。ならばヘイルトゥリーズン系から探すしかない。

 ゴールドシップ、ダノンジェラート、ロードアクレイム、マウントシャスタ、コスモオオゾラはノーザンダンサーの血が5代前で、勝ち馬候補には推しにくく連軸まで。ここではフェデラルホール(父ステイゴールド/4代前にノーザンダンサー)を抜擢したい。

【フェデラルホールの血統表】

フェデラルホールの血統表

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