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第72回 菊花賞特集 2011年10月23日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3000m

【オルフェーヴル】史上7頭目の三冠馬誕生なるか

オルフェーヴル写真
神戸新聞杯を快勝で三冠に王手をかけたオルフェーヴル

春は圧倒的な強さで二冠を達成。秋初戦の神戸新聞杯も中団追走から最後の直線で素晴らしい伸びを見せて2馬身半突き抜けた。前半1000m通過が63秒5と、例年よりも遅い流れで、レースの上がりが33秒6という究極の瞬発力勝負。菊花賞本番にはあまり繋がりそうもない展開ではあるが、しっかりと折り合えたことで3000mの距離も対応できそうだ。それに着差がつきにくいスローペースで楽勝と、単純に同世代同士では能力が違う感すらある。勝てばディープインパクト以来となる史上7頭目の三冠達成。歴史的瞬間は目前だ。


【ウインバリアシオン】最高の騎乗で逆転を

ウインバリアシオン写真
三冠の阻止に挑むウインバリアシオン

前走神戸新聞杯はオルフェーヴルを見ながら進み、最後の直線は外からの追い出し。オルフェーヴルの強さばかりが目立ってしまったが、自身も上がり33秒2の脚を使っている。不良馬場の日本ダービーでの、同馬との差は0.3秒。そして神戸新聞杯が0.4秒差。0.1秒差を広げられたが、良馬場でもそん色ないパフォーマンスでオルフェーヴルに迫れたのは収穫だ。3000mでの折り合いは問題なさそう。この距離ならばシンガリ一気ということもあるまい。最高のコース取りと巧みな仕掛けが可能であれば、十分逆転可能な差ではある。


【フレールジャック】能力高いが折り合いがカギ

フレールジャック写真
無傷の3連勝でラジオNIKKEI賞を制したフレールジャック

7月のラジオNIKKEI賞を制し、デビュー以来無傷の3連勝。その勢いで挑んだ神戸新聞杯だったが、日本ダービー連対馬の壁は厚く、0.8秒差の3着に終わった。まだキャリアが浅く、上昇の余地は十分あるだろうが、今回に限ってはその差を詰められるかは微妙。その理由は距離。血統的にはこなしても不思議はないが、実際のレースっぷりからそう見受けられる。3連勝時は中距離特有の淀みない流れ。スローペースの前走は中団やや後ろでなんとかなだめたが、菊花賞では引っかかってしまわないか心配だ。まずは折り合いがカギになる。


【フェイトフルウォー】セントライト記念を好時計で快勝

フェイトフルウォー写真
セントライト記念を勝ったフェイトフルウォー

ステイゴールド×メジロマックイーンの配合はオルフェーヴルと同じ。春の実績では大きな差がついたが、この秋は本馬もセントライト記念を制して本番に挑むことになる。その前走はロイヤルクレストの大逃げで前半1000m通過が57秒5のハイペース。そのためレースのラスト4ハロンが49秒1という消耗戦となったが、勝ち時計の2分10秒3は過去10年で2番目に速いタイム。翌週のオールカマーも優に上回っている。セントライト記念勝ち馬と菊花賞の相性の悪さはどうしても気になるが、自身は春よりも力をつけているはず。ここでさらに成長した姿を見せたい。


【サダムパテック】実力上位も距離がどうか

サダムパテック写真
皐月賞2着の地力を見せたいサダムパテック

1番人気に支持されたセントライト記念では中団外でじっくり構えての追走。上がり3ハロンは勝ち馬とほとんど差はなかったが、外を回らされた差が大きく、辛うじての3着だった。皐月賞では差し遅れてオルフェーヴルの2着。まともに走ればこの世代でトップクラスの実力があることは間違いない。ただ、血統的に3000mの距離は不安。ダービーは不良馬場で持ち味を削がれた面もあるが、距離延長が応えた可能性も少なからずありそうだ。善戦はできても突き抜けるシーンはイメージしにくい。


【トーセンラー】きさらぎ賞では2強を下し優勝

前走セントライト記念は1枠を生かして中団の内から追走。4コーナーでは馬群の中から進出し、最後の直線では再び内へ切れ込んで末脚を伸ばしたが、勝ち馬の決め手に屈して2着。残念な結果だったが、前哨戦としてはまずまずと言えるだろう。春の皐月賞は外枠、日本ダービーは不良馬場と不運な面があり、クラシックで足らないと見るのは早い。きさらぎ賞ではオルフェーヴルとウインバリアシオンを下して優勝しており、京都芝コースの実績では一目置く存在だ。父は菊花賞馬。最後の一冠でひと仕事を成し遂げたい。

【ベルシャザール】早めのスパートで活路を

春は阪神芝1800mで行われたスプリングSでオルフェーヴルの2着と好走。続く皐月賞では3番人気で11着と大きく期待を裏切ったが、8番人気と評価を落とした日本ダービーで3着に入った。不良馬場で見せた走りで、豊富なスタミナとタフさがあるところを証明した。500キロを優に超える大型馬で、瞬発力勝負になると分が悪いため、重賞勝ちの実績はないが、先行してしぶとい粘りを見せることがある。前走セントライト記念は離れた3番手を追走。残り200mで交わされたが、最後まで3着争いには食い下がった。3000mの距離がプラスになるかは微妙だが、楽しみはある。昨年の優勝馬ビッグウィークのように早めにスパートして活路を見いだしたい。

【ユニバーサルバンク】距離は魅力も前走惨敗

ここまでの勝ち鞍は昨年11月の未勝利戦のみ。今年2月の共同通信杯では上がり勝負でナカヤマナイトと接戦の2着。5月の京都新聞杯も上がりの勝負でクレスコグランドに惜敗。ベルシャザールとは対照的にスローペースの上がり勝負には向くタイプなのだが、こちらも詰めが甘い。それでも菊花賞は適性と乗り方次第で、上位争いは十分可能なレース。母ヴィクトリーバンクは現役時代に札幌芝2600mの道新杯(OP)を制しており、今回の距離は魅力的だ。ただ、前走セントライト記念は11着に惨敗。休み明けとはいえ、ここから巻き返すのは容易ではない。

【ショウナンマイティ】2走前に古馬1600万を完勝も

春のライバルより一足早く、8月の札幌から始動。古馬混合1600万クラスのポプラSに出走した。スローペースの展開だったが、大外から差し切り、最後は押さえる余裕を見せる競馬で完勝した。しかし、前走神戸新聞杯が4番人気で5着という結果。勝ち馬からは1.0秒も離されてしまった。弥生賞4着、青葉賞5着という春のポジションから大きく脱したとは言えない。上位陣との決め手の差は明らか。また、2走前のように小回りで一瞬の脚を使う競馬の方がいいのかもしれない。いつも通り、終いの脚にかける競馬では勝機をつかむのは難しそうだ。

【ダノンマックイン】兵庫特別を制した伏兵

長らくダートを使っていたこともあり、初勝利まで9戦を要した。今年5月の新潟芝2000mで待望の1勝目を挙げると、続く早苗賞は3着。休みを挟み500万の平場→兵庫特別と連勝を果たした。父はハーツクライ。やはり芝の方に適性があった。前走兵庫特別では前2頭が飛ばし、離れた3番手を追走。最後の直線ではダコールと激しく競り合い、ギュスターヴクライの猛追を退けるタフな競馬を勝ち切った。昨年の菊花賞で13番人気ながら3着と激走したビートブラックが前走兵庫特別を勝っていた。本馬も伏兵として面白い存在だ。

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