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第72回 菊花賞特集 2011年10月23日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3000m

牡馬三冠最後の決戦 京都芝3000m〔Aコース〕

コース図(京都芝3000m)

Aコース使用の芝3000m

 5回京都開催は全日でAコースが使用される。芝は野芝がベースで、洋芝(イタリアンライグラス)が混合されているオーバーシード。先週末は天気が崩れて芝は稍重から重馬場で行われた。しかし、秋華賞の頃にはかなり回復しており、良馬場に近い状態だった。勝ち時計も1分58秒2と速く、依然として良好な馬場状態が保たれている。過去10年の菊花賞はすべてAコースで実施。勝ち時計にかなりバラつきがあるのは、長距離戦であるため。平均勝ちタイムは3分05秒1となっている。

ラップが落ちるのは1200m過ぎから

レース写真(京都芝3000m)

 外回りコースをほぼ1周半するコース形態。スタート地点は、バックストレッチの3コーナー手前の登り坂。スタートしてすぐに右へ曲がるカーブがある。3〜4コーナーは下り坂。ホームストレッチから1〜2コーナーまでは平坦。2周目の向正面に入り、淡々とした流れが続く。隊列が動き出すのは2周目の3コーナー過ぎ、坂の頂上付近。ここからゴールまでの800mの間、下り坂を利しての目一杯の追い比べとなる。

 3000mの競馬なのでスローペースは必至。しかし、ラップを相対的に見ると前半1200mあたりまでは決して遅くない。11秒台のラップが続き、むしろ速い印象すらある。もっとも馬群全体としてではなく、単騎で大逃げする馬が出てくることが少なくないためではあるが。1200mを過ぎたあたりからようやく前頭の馬のペースが緩み、12秒後半から13秒台のラップが1000mほど続く。このあたりはまさしくスローペース。そして残り800mから一気にペースアップする。レースの上がり3ハロンは、34秒台後半から35秒台。ゴール前に急坂がないことと、馬場状態が良好であることにより前に行った馬がなかなか止まらない。

先行抜け出しが理想的

 ラスト4ハロンでのラップ間の差はあまりなく、最後1ハロンの上がりも極端にかからない。決め手に自信がある馬でも脚を溜めすぎると末脚不発に終わる。徐々に好位に押し上げて、直線入り口では前を射程圏内に捕らえることが必要になってくる。よって、先行馬が【6.1.6.21】という好成績。単・複回収率はともに100%を超えている。次に差し馬で【3.7.2.65】という成績。逃げ馬は【0.1.1.9】、追い込み馬は【0.1.1.48】と苦戦している。

 コーナーが多いので基本的には内枠が有利。過去10年枠順別成績を見ると、1枠は【2.2.2.14】という成績。連対率21.1%、複勝率26.3%でトップの数字だ。ただし、7〜8枠の優勝も3回ある。自在性があり、自ら動き勝負どころで好位を取れる馬ならば外枠でも大丈夫。

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