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第71回 菊花賞特集 2010年10月24日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3000m

スタミナと底力を競う長距離戦 京都芝3000m〔Aコース〕

コース図(京都芝3000m)

Aコース使用で馬場状態は良好

 今開催の京都は今週までAコースを使用。菊花賞は00年に5回京都開催2日目から4回京都開催6日目に日程が繰り上がったと同時にAコース使用となっている。芝は野芝がベースで、洋芝(イタリアンライグラス)が混合されているオーバーシード。今開催は1週目が道悪で時計がかかったが、先週は良馬場。秋華賞の勝ち時計が1分58秒4と、水準級のタイムが出ており、馬場状態は良好だ。基本的には速い時計が出やすい時期であり、今週も良馬場ならば好時計が見込めるはず。ただ、今回は芝3000mの長丁場。ペースに左右されるので、年によって勝ち時計に多少のバラつきはある。過去10年の最速は、06年にソングオブウインドがマークした3分02秒7(レコード)。最も遅かったのは01年にマンハッタンカフェがマークした3分07秒2。なお、平均勝ちタイムは3分05秒0。

理屈的には内枠が有利だが

レース写真(京都芝3000m)

 スタート地点は、バックストレッチの3コーナー手前の登り坂。6つのコーナーを経て、外回りコースをほぼ1周半する。スタートしてすぐに右へ曲がるカーブがあり、なおかつコーナーが多いので理屈的には内枠が有利と考えられる。過去10年枠順別成績を見ると、1枠は【2.2.2.13】という成績。複勝率31.6%はトップの数字だ。ただし、7枠、8枠の優勝も2回ずつある。完全に内が有利で、外が不利というわけではない。

 最初の3〜4コーナーの下り坂は、ゆっくり駆け下りるのが鉄則。ここで加速しすぎたり、折り合いを欠いてしまったりすると、最後まで息が持たなくなる。この地点での逃げ・先行馬の出方が、レースの流れを左右するのだが、行きたい馬が揃うと速くなりがち。ただ、通常は1周目スタンド前の直線の半ばでペースが落ち着くし、馬群全体が速くなるということはない。

先行馬が勝ちやすい

 ホームストレッチから1〜2コーナーまでは平坦で各馬折り合いに専念。隊列が動き出すのが2周目3コーナー過ぎの坂の頂上付近。ここからゴールまでの800mの間、下り坂を利しての目一杯の追い比べとなる。レースの上がり3ハロンは、だいたい34秒台後半から35秒台。ゴール前に急坂がないこと、馬場状態が良好であることにより前に行った馬がなかなか止まらない。

 ラスト4ハロンでのラップ間の上下差はあまりなく、最後1ハロンの上がりも極端にかからない。決め手に自信がある馬でも脚を溜めすぎると末脚不発に終わる。徐々に好位に押し上げて、直線入り口では前を射程圏内に捕らえることが必要になってくる。よって、先行馬が【5.2.5.23】で最も勝ちやすい。単・複回収率は100%を超えている。次に差し馬で【4.6.3.64】という成績。逃げ馬は【0.1.1.9】、追い込み馬は【0.1.1.47】と苦戦している。02年優勝のヒシミラクルは13-7-2という位置取りでのマクリ差し。

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