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菊花賞特集
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SS系優位もノーザンダンサーの血が必須

1)三つ巴もややSS系優勢

 まずは過去10年の連対馬の父を系統ごとにまとめてみよう。

●ヘイルトゥリーズン系………5勝・2着7回

  サンデーサイレンスが3勝・2着2回/ダンスインザダークが2勝・2着1回

  フジキセキ、スペシャルウィーク、アドマイヤベガ、ブライアンズタイムがそれぞれ2着1回ずつ

●ファイントップ系……………2勝

  サッカーボーイが2勝

●ノーザンダンサー系…………1勝・2着3回

  ホワイトマズルが1勝/ペンタイア、カーネギー、オペラハウスが2着各1回

●ナスルーラ系…………………1勝

  ジャングルポケットが1勝

●ミスタープロスペクター系…1勝

  エルコンドルパサーが1勝


 サンデーサイレンス系の全盛期以前は、ヘイルトゥリーズン系、ノーザンダンサー系、ナスルーラ系の三つ巴だったが、近年はサンデーサイレンス系が主力となっている。

 また母の父は、ヘイルトゥリーズン系が2勝・2着1回、ナスルーラ系が2勝・2着4回、ノーザンダンサー系が3勝・2着2回、ミスタープロスペクター系+ネイティヴダンサー系が2勝・2着1回、その他の系統が1勝・2着2回となっている。

 トータルでは、ヘイルトゥリーズン系(特にサンデーサイレンスとその後継種牡馬)、ナスルーラ系、ノーザンダンサー系という主流血脈の三つ巴か。ミスタープロスペクター系+ネイティヴダンサー系がギリギリ走破圏内といったところだろう。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)ノーザンダンサーの隠れた重要性

 連対馬20頭の血統表を見ると、そのほとんどが4代前までにノーザンダンサーを持っていることがわかる。例外は4頭だけだ。

 フローテーションとドリームパスポートはどちらも5代前にノーザンダンサーがいるので許容範囲。残り2頭はマンハッタンカフェとエアシャカールのサンデーサイレンス産駒2騎で、前者は後に有馬記念と天皇賞(春)を制覇、兄はオールカマー勝ち馬のエアスマップ、後者は皐月賞馬で、姉は牝馬三冠レースで活躍したエアデジャヴー。

 よほどの素質馬・良血馬でない限り、ノーザンダンサーの血の力を借りずに好走することは難しそうだ。

3)欧州主要レースおよび菊花賞との血統的な近さに注目

 連対馬20頭の父や母の父、父の父といった、その馬に強い影響を与えていそうな種牡馬の現役成績をピックアップしたのが下の表。英愛仏の中長距離主要レースで活躍した馬、菊花賞で高い実績を残している馬がズラリと並ぶ。表に入らなかったのはナリタトップロードだけだ。

 菊花賞という底力を問われるレースでは、やはり底力の勝負&レベルの高いレースで戦ってきた“血のたくましさ”のようなものが必要となるのだろう。


馬名 キーホース 同馬との関係 キーとなる成績
テイエムオペラオー オペラハウス キングジョージ1着・凱旋門賞3着
エアシャカール エアシャカール 自身 キングジョージ5着
トーホウシデン ロベルト/
ブラッシンググルーム
父の父/母の父 英ダービー1着/英ダービー3着
マンハッタンカフェ ローソサイティ 母の父 英ダービー2着・愛ダービー1着
マイネルデスポット ペンタイア キングジョージ1着
ヒシミラクル シェイディハイツ 母の父 英国際S1着
ファストタテヤマ ダンスインザダーク 菊花賞1着
ザッツザプレンティ ダンスインザダーク 菊花賞1着
リンカーン トニービン 母の父 キングジョージ3着・凱旋門賞1着
デルタブルース ダンスインザダーク 菊花賞1着
ホオキパウェーブ カーネギー 凱旋門賞1着
ディープインパクト ウインドインハーヘア 英オークス2着
アドマイヤジャパン カーリアン 母の父 仏ダービー1着/英国際S1着
ソングオブウインド エルコンドルパサー 凱旋門賞2着
ドリームパスポート トニービン 母の父 キングジョージ3着・凱旋門賞1着
アサクサキングス ホワイトマズル キングジョージ2着・凱旋門賞2着
アルナスライン エルグランセニョール 母の父 英ダービー2着・愛ダービー1着
オウケンブルースリ トニービン 父の父 キングジョージ3着・凱旋門賞1着
フローテーション スペシャルウィーク/
リアルシャダイ
父/母の父 菊花賞2着/仏ダービー2着

4)ふたたびの大逆転もありうる

 菊花賞1〜3番人気で6着以下に敗れた馬は過去10年に8頭いる。驚くべきことに、5頭がサンデーサイレンス産駒、2頭がブライアンズタイム産駒、1頭がタニノギムレット産駒とすべてヘイルトゥリーズン系だ。また8頭中3頭の母父がトニービンで、つまりは「菊花賞で買いたい馬」ばかりが人気を裏切っているのである。

 8頭のうち7頭が前哨戦で2着以下に敗れていた馬。血統や春の成績から有力視されるが、成長は止まっていた、ということなのかも知れない。

 ちなみにこれらの馬を破って菊花賞を勝ったのはサッカーボーイ産駒のナリタトップロードとヒシミラクル、ダンスインザダーク産駒のザッツザプレンティとデルタブルース、ホワイトマズル産駒のアサクサキングス、ジャングルポケット産駒のオウケンブルースリとなっている。

 以上から、神戸新聞杯で負けているリーチザクラウン、アンライバルド、セイウンワンダー、欧州主要レースとの血統的距離が近くないナカヤマフェスタ、ミスタープロスペクター系のブレイクランアウトなど春までの有力馬は、人気になればなるほど2番手まで。

 父が菊花賞馬のイコピコがふたたびの大逆転を演じる可能性が大。穴ならフォゲッタブルで、こちらも前哨戦で負けているがダンスインザダーク×トニービンは魅力だ。

【イコピコの血統表】

イコピコの血統表

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