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ウオッカ 栄光の第一歩は並み居る素質馬を破った勝利[2006年]

目立たなかったデビュー当初

 2006年秋のデビュー当初、ウオッカはそれほど目を引く存在ではなかったといえる。

 10月、京都の芝マイルで迎えた新馬戦は2番人気。だが、1番人気レースドールを3馬身半も突き放す逃げ切り勝ちを収める。

 それでも評価が急上昇したわけではなく、続く黄菊賞も牡馬と混じってのレースということもあって2番人気。ここではマイネルソリストの逃走を許して1馬身半差の2着に敗れた。

 父はまだ実績のない新種牡馬タニノギムレット、母はオープンで3着はあるものの活躍馬を出していないタニノシスター、母の父ルションの代表産駒はダートで活躍したインテリパワーだ。血統的にもことさら目を引くというわけではなかった。

素質馬が集結したハイレベルの一戦

ウオッカ写真

 だから、第58回阪神ジュベナイルフィリーズに臨むウオッカが、単勝オッズ11.1倍の4番人気だったのも無理はないだろう。

 しかもこのレース、いま思えばレベルの高い一戦だった。小倉2歳SとファンタジーSを連勝して1番人気に推されたアストンマーチャンは、後にスプリンターズSを制することになる。2番人気ルミナスハーバーは翌春にマーガレットSを勝利。ローブデコルテは外国産として初のオークス馬となり、イクスキューズはクイーンC1着、ハロースピードは福島牝馬S2着、クラウンプリンセスはオープンで2勝をマーク、ピンクカメオはNHKマイルC制覇。上位に来た馬は「ここで終わり」ではなく、軒並み翌年以降も重賞・オープンで活躍する素質馬だったのだ。

アストンマーチャンとの一騎打ちを制す

 そんな強敵を相手に、ウオッカは鮮やかかつ力強い走りを見せた。

 ルミナスハーバーが先導する流れを、ウオッカも積極的に2番手の内で追走する。その後は息を入れるかのように好位勢の直後までポジションを下げたが、抜群の手応えでコーナーを回り切ると、直線では馬場の真ん中へ持ち出されてスパートだ。

 それより早く、3番手にいたアストンマーチャンが内から一気に抜け出し、ルミナスハーバーを突き放して独走態勢を築こうとしていた。そこへ外から襲い掛かるウオッカ。残り150mは完全に一騎打ちとなり、最後はウオッカがクビ差だけ交わしてゴール。3着ルミナスハーバーは、その3馬身半も後ろでの入線だった。

 こうしてウオッカは初のG1勝利=後の栄光へと続く第一歩を記したのである。

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