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ショウナンパントル サンデーサイレンス時代は終わらない[2004年]

1〜3番人気は母父サンデーサイレンス

 2002年8月、大種牡馬サンデーサイレンスが死亡。その後も産駒はスプリンターズSのビリーヴ、フェブラリーSのゴールドアリュール、二冠馬ネオユニヴァースや牝馬三冠のスティルインラブなど、各路線でG1を勝ち続けたが、翌03年生まれの子たちが最後の世代となることが惜しまれた。

 一方、マイソールサウンドやプリサイスマシーンなど「母父サンデーサイレンス」という馬が重賞を制覇。これ以降、ブルードメアサイアーとしてのサンデーサイレンスが大きく注目されることとなっていく。

 04年の第56回阪神ジュベナイルフィリーズでは、まさに「母父サンデーサイレンス」が1〜3番人気を占めた。ファンタジーS勝ち馬ラインクラフト、デイリー杯2歳S2着のライラプス、函館2歳Sを制したアンブロワーズだ。ところがこの一戦、サンデーサイレンスの直仔が主役の座を奪ってしまう。それがショウナンパントルである。

8番人気だったサンデー直仔の良血馬

ショウナンパントル写真

 単勝オッズ22.3倍の8番人気に甘んじていたショウナンパントルだが、決して実績で他馬に劣っていたわけではない。新馬戦では上がり3ハロン推定33秒0の末脚で差し切り勝ちを決め、2戦目・新潟2歳Sではマイネルレコルトの2着に健闘。前走・デイリー杯2歳Sは5着にとどまったものの、勝ったペールギュントとはコンマ2秒差、2着ライラプスとはクビ+ハナ+アタマ差にまで差してきていたのだ。父はサンデーサイレンス、近親にはバブルガムフェローやザッツザプレンティがいて、血筋も上々。例年ならもっと人気になっていてもよかったはずの存在である。ファンの視線が「父サンデーサイレンス」から「母父サンデーサイレンス」へとシフトするのが、いくぶん早すぎたのかも知れない。

ゴール前は3頭の大接戦に

 そしてレース。抜群の手応えでコーナーを回り切ったアンブロワーズが好位から抜け出すと、これを外からラインクラフトが懸命に追う。その間に割って入ったのがショウナンパントル。道中は中団のインでひたすら脚をため、コースロスなく直線へと向かい、眼前にいたアンブロワーズ目がけてのスパートだ。

 最後は内アンブロワーズ、中ショウナンパントル、外ラインクラフト。3頭並んでのゴールとなったが、わずかにアタマ差だけショウナンパントルが前に出てG1初制覇を果たす。父の名前をさらに高め、まだサンデーサイレンス時代が終わっていないことを観衆とライバルたちに示したのである。

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