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ピースオブワールド

全戦1番人気無敗で戴冠

 スピードと完成度の高さを生かして連勝で頂点へ。2歳牝馬チャンピオンには、そんなイメージがある。ニシノフラワーやヤマニンパラダイス、スティンガーなどが、無敗のまま2歳GIを制した馬たちである。

ピースオブワールド写真

 が、デビューからすべて1着、しかもすべて1番人気というパーフェクトな戦績で2歳女王となった馬は1頭しかいない。2002年の阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬、ピースオブワールドである。

 父はこの年の夏に死亡したばかりのサンデーサイレンス、タイキシャトルを近親に持つという血統のピースオブワールドは、早くから注目を浴びる存在だった。そしてデビュー後も、期待にたがわぬパフォーマンスを示し続けることになる。

もはや牝馬に敵なし

 ダート1400mの新馬戦では、単勝オッズ1.2倍の断然人気。この一戦は悠々の逃げ切り勝ち、しかも2着に丸1秒差をつける圧勝で、ますますピースオブワールドの評判は高まる。

 続く500万下特別・かえで賞では単勝2.0倍。初めて走る芝のレースとあって2.1倍のエースインザレースと人気を分け合うカタチになったのだが、ピースオブワールドはまざまざと力の差を見せつけた。逃げたエースインザレースを直線でアッサリと交わし、軽々と2馬身突き放すレースぶり。危なげなく2連勝を飾ったのである。

 初重賞となったKBS京都賞ファンタジーSも完勝だった。単勝1.4倍の支持を背負って好位につけると、直線で抜け出し、シーイズトウショウ以下を鮮やかに封じ込めた。

 こうして「もはや牝馬に敵なし」という状況のもと、ピースオブワールドは阪神ジュベナイルフィリーズへと駒を進めたのである。

先行馬ペースを差して完勝

 この阪神ジュベナイルフィリーズこそ、ピースオブワールドにとって最高のレースだった。ファンタジーSで3着に負かしたトーホウアスカが2番人気で10.4倍、りんどう賞を勝ったオースミハルカが3番人気で11.1倍だったのに対し、ピースオブワールドは1.5倍。絶大な人気を得て、ピースオブワールドは豪快に突き抜けた。

 道中は中団に位置し、他馬からの不利を受けないよう慎重に大外から進出すると、直線では一気のスパート。先行馬ペースだったが、差してなお1馬身半突き放す素晴らしい瞬発力を発揮して頂点に立つ。

 ピースオブワールドこそ、完璧な2歳女王と呼べる存在だったといえるだろう。

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