第69回 阪神ジュベナイルフィリーズ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
阪神ジュベナイルフィリーズを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気ソウルスターリングが勝利。２着に２番人気リスグラシュー、３着に３番人気レーヌミノルが入り、堅い決着となった。

１）堅めの決着が多い一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.1.4】。昨年のソウルスターリングら最多の４勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【1.2.1.6】で、09年アパパネが勝利している。以下、５番人気馬が３勝と多く、３・４番人気馬が１勝ずつ。勝ち馬はすべて上位５番人気以内の馬だった。

対して、２・３着馬は下位人気まで幅広く分布している。それでも馬連での万馬券は３連単300万円超の大波乱となった12年の１回のみ。昨年は人気順で上位に入るなど、堅めの決着で決まることが多い一戦だ。

２）キャリア２戦の馬が最多の５勝

キャリア別成績は、２戦の馬が【5.1.2.23】。昨年のソウルスターリングら最多の５勝をあげ、勝率16.1％・連対率19.4％・複勝率25.8％でいずれもトップだ。１戦の馬は【1.1.2.12】で、11年ジョワドヴィーヴルが勝利。複勝率25.0％と２戦の馬に次いで高い。

出走数最多の３戦の馬は【4.3.3.56】。一昨年のメジャーエンブレムら４勝をあげ、連対率10.6％・複勝率15.2％。複勝率で１・２戦の馬に及ばないが、昨年の２・３着など近３年で７頭が３着以内に入っている。勝ち馬はすべてキャリア３戦以内の馬だった。なお、４戦の馬は【0.4.2.30】で勝ち星こそないが、２着が４回と多い。なお、５戦以上の馬は【0.1.1.29】で苦戦傾向にある。

３）前走アルテミスＳ連対馬が好相性

前走レース別成績は、出走数最多のファンタジーＳ組が【1.2.3.37】。12年ローブティサージュの１勝のみで、連対率7.0％・複勝率14.0％と低い。この組の３着以内馬６頭はすべて前走３着以内だった。アルテミスＳ組は【1.3.1.12】で一昨年のメジャーエンブレムが勝利。Ｇ３に格付けされた14年以降は昨年リスグラシューが２着に入るなど毎年１頭は３着以内に好走している。近３年で前走連対馬は【1.2.1.1】と好相性を見せており、注目だ。

その他の前走重賞組では、札幌２歳Ｓ組【1.0.0.2】、デイリー杯２歳Ｓ組【1.0.0.4】でそれぞれ１勝ずつ。また、勝ち星こそないものの、京王杯２歳Ｓ組【0.1.2.4】、新潟２歳Ｓ組【0.1.0.3】。少数ながら、前走で牡馬混合重賞を使われた馬から好走馬が出ている。

４）500万下組、新馬戦組の狙い目は？

前走重賞組以外では、オープン特別組が【1.0.1.12】で昨年のソウルスターリング（前走アイビーＳ）が勝利。３着以内に入った２頭はともに前走を勝利していた。

前走500万下組は【3.2.1.46】で、14年ショウナンアデラらが勝利。この組の３着以内馬の前走コース別は、東京芝1600ｍ【1.1.0.7】、東京芝1400ｍ【1.0.1.5】、京都芝1800ｍ【1.0.0.3】、京都芝1400ｍ【0.1.0.7】と４つのコースに限られていた。

また、複勝率25.0％と健闘が目立つ前走新馬戦組の前走コース別は京都芝1600ｍ【1.1.0.5】、東京芝1600ｍ【0.0.2.0】。好走馬はこの２つのコースに絞られていた。

【阪神ジュベナイルフィリーズ過去10年】

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