第68回 阪神ジュベナイルフィリーズ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
阪神ジュベナイルフィリーズを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気に推されたメジャーエンブレムが勝利。２着には10番人気の伏兵ウインファビラスが激走。３着には３番人気ブランボヌールが入った。

１）勝ち馬は５番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.2.1.4】。昨年のメジャーエンブレムら３勝で、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【1.1.2.6】で、09年アパパネが勝利。以下、５番人気馬が最多タイの３勝、４番人気馬が２勝、３番人気馬が１勝。勝ち馬はすべて上位５番人気以内の馬だった。

２・３着馬は下位人気まで分布しており、昨年は10番人気ウインファビラスが２着に好走している。それでも馬連での万馬券は３連単300万円超の大波乱となった12年の１回のみで、比較的堅めの決着で決まることが多い。

２）キャリア２戦の馬が最多の５勝

キャリア別成績は、２戦の馬が【5.1.2.19】。13年レッドリヴェールら最多の５勝をあげ、勝率18.5％・連対率22.2％・複勝率29.6％でいずれもトップだ。１戦の馬は【1.1.2.12】で、11年ジョワドヴィーヴルが勝利。複勝率25.0％と２戦の馬に次いで高い。

出走数最多の３戦の馬は【4.2.3.59】。昨年のメジャーエンブレムら４勝をあげるも、連対率8.8％・複勝率13.2％と低い。ただし、一昨年は上位３着までを独占。昨年は１・３着馬が該当しており、近２年で盛り返しつつある。勝ち馬はすべてキャリア３戦以内の馬だった。なお、４戦の馬は【0.5.2.32】で勝ち星こそないが、２着が５回と多い。なお、５戦以上の馬は【0.1.1.28】で苦戦傾向にある。

３）近２年はアルテミスＳ組が活躍

前走レース別成績は、出走数最多のファンタジーＳ組が【1.3.3.40】。12年ローブティサージュの１勝のみで、連対率8.5％・複勝率14.9％と低い。この組の３着以内馬７頭はすべて前走で３着以内だった。アルテミスＳ組は【1.2.1.10】で昨年のメジャーエンブレムが勝利。Ｇ３に格付けされた14年以降の近２年は一昨年２・３着、昨年１・２着馬が該当しており、活躍が目立っている。

その他の前走重賞組では、札幌２歳Ｓ組・デイリー杯２歳Ｓ組がともに【1.0.0.2】で１勝ずつ。また、勝ち星こそないが、京王杯２歳Ｓ組【0.1.1.4】、新潟２歳Ｓ組【0.1.0.2】。少数ながら、前走で牡馬混合重賞を使われた馬が好成績をあげている。

４）500万下組、新馬戦組の狙い目は？

前走重賞組以外では、オープン特別組が【0.0.1.14】。11年３着のサウンドオブハート（１番人気）のみで苦戦傾向にある。

　前走500万下組は【4.2.2.45】で、一昨年のショウナンアデラらが勝利。この組の３着以内馬の前走コース別は、京都芝1800ｍ【2.0.0.4】、東京芝1600ｍ【1.1.0.6】、東京芝1400ｍ【1.0.1.6】、京都芝1400ｍ【0.1.1.7】と４つのコースに限られていた。

また、複勝率25.0％と健闘が目立つ前走新馬戦組の前走コース別は京都芝1600ｍ【1.1.0.5】、東京芝1600ｍ【0.0.2.0】。３着以内馬はこの２つのコースに絞られていた。

【阪神ジュベナイルフィリーズ過去10年】

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