G1特集 第67回 阪神ジュベナイルフィリーズG1特集 第67回 阪神ジュベナイルフィリーズ

調教情報

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メジャーエンブレム

前走後は放牧を挟んで11月22日に美浦へ帰厩。翌日からきちんと乗り込みを続けており、調整過程は順調だ。ここ2週は助手を背にWコース3頭併せで、先週は最内に入って楽な手応えのまま併走馬2頭を突き放す軽快な動きを披露。今週も最内に入り、ラストはびっしり追われる意欲的な内容で、きっちり最先着した。輸送前の現時点では、万全の仕上がりといえそうだ。

キャンディバローズ

前走後は放牧を挟んで11月26日に栗東へ帰厩。翌日からきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は助手を背に坂路で追われ、先週は僚馬と併せて一杯に追われたが、追走したとはいえ遅れをとってしまった。今週は前半かなり抑えて、終いだけ軽く仕掛けるごく軽めの内容だった。ただ小柄な馬で中間もそれほど攻めておらず、上積みとなると難しい印象だ。

ブランボヌール

前走後はきちんと疲れを取った後、11月下旬から徐々に追い切りを強化しており、調整過程は順調と見ていいだろう。今週は岩田騎手を背に坂路単走で追い切られ、終い若干右にモタれ気味という面は見られたが、かなり馬場の荒れた時間帯に軽く追われただけでラスト400m12.5−12.3秒の好時計をマークした。休み明けだった前走以上の状態と見て間違いない。

デンコウアンジュ

前走の5日後には馬場入りを再開し、プール調教と馬場での軽い調教を併用しながら11月下旬からはきちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。今週は助手を背にPコースで未勝利馬を大きく追走する形でスタート。4角で内から並びかけ、直線ではラスト200m11秒台半ばときっちり伸びて先着した。前走時の状態をしっかりと維持できている。

アットザシーサイド

前走から中2週での在厩調整にしては追い切り開始時期も遅く、本数も軽めを含めて2本と一見物足りない調整過程だが、ここ2戦も少ない追い切り本数で結果を出しており、問題ないと見ていいだろう。レース1週間前の12月6日に実質的な追い切りを済ませ、今週は坂路でごく軽めにとどめたが、終いの脚は軽快そのものだった。好仕上がりと見てよさそうだ。

その他の出走馬

アドマイヤリードは中2週の後の中1週使いと厳しい臨戦過程だが、終い重点で軽めとはいえWコースできちんと追い切りを消化し、動きも良く前走時の状態をキープ。クロコスミアも遠征続き後の中2週と使い込まれているが、今週も終い重点とはいえしっかりとした動きを見せており、状態面は変わりなし。クードラパンは速い時計こそ出していないが、レースの約3週間前からコンスタントに追い切りを消化しており、現状の実力は出し切れる仕上がりだ。