第67回 阪神ジュベナイルフィリーズ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

過去9年のJRA-VANデータをもとに、
阪神ジュベナイルフィリーズを丸裸にしてみよう！

昨年の阪神ＪＦの４コーナー。昨年は５番人気ショウナンアデラが見事に差し切り勝ちを決めた。

※外回りコースで行われるようになった06年以降の過去９年を対象とする。

１）勝ち馬は５番人気以内

過去９年の人気別成績は、１番人気馬が【2.2.1.4】。10年レーヴディソールら２勝で、連対率44.4％・複勝率55.6％とやや低い。２番人気馬は【1.1.2.5】で、09年アパパネが勝利。以下、３番人気馬が１勝、４番人気馬が２勝、５番人気馬が最多の３勝。なかでも５番人気馬は昨年のショウナンアデラら近３年続けて勝利している。勝ち馬はすべて上位５番人気以内の馬だった。

２・３着馬は下位人気まで分布しているが、２ケタ人気馬の激走は12年に１回ずつと少ない。馬連での万馬券は波乱となった12年のみで、その他の年は比較的堅い決着でおさまっている。

２）キャリア２戦の馬が最多の５勝

キャリア別成績は、２戦の馬が【5.1.2.16】。一昨年のレッドリヴェールら最多の５勝をあげ、勝率20.8％・連対率25.0％・複勝率33.3％でトップだ。１戦の馬は【1.1.2.12】で、11年ジョワドヴィーヴルが勝利。複勝率25.0％と２戦の馬に次いで高い。

一方、出走数が最も多い３戦の馬は【3.2.2.52】。昨年のショウナンアデラら３勝をあげるも、連対率8.5％・複勝率11.9％と低い。４戦の馬は【0.4.2.30】で勝ち星こそないが、２着４回で連対率11.1％。なお、５戦以上の馬は【0.1.1.25】で苦戦傾向にある。

３）ファンタジーＳ組は前走３着以内

前走レース別成績は、出走数最多のファンタジーＳ組が【1.3.2.36】。12年ローブティサージュの１勝のみで、連対率9.5％・複勝率14.3％と低い。この組の３着以内馬６頭はすべて前走で３着以内に入っていた。また、アルテミスＳ組は【0.1.1.8】で勝ち星こそないが、昨年は２着にレッツゴードンキ、３着にココロノアイが好走。２頭ともに前走で連対を果たしていた。

その他の前走重賞組では、札幌２歳Ｓ組・デイリー杯２歳Ｓ組がともに【1.0.0.2】で１勝ずつ。また、勝ち星こそないが、京王杯２歳Ｓ組【0.1.1.4】、新潟２歳Ｓ組【0.1.0.1】。少数ながら、前走で牡馬混合重賞を使われた馬が好成績をあげている。

４）500万下組、新馬戦組の狙い目は？

前走重賞組以外では、オープン特別組が【0.0.1.14】。11年３着のサウンドオブハート（１番人気）のみで苦戦傾向にある。

前走500万下組は【4.2.2.39】で、昨年のショウナンアデラらが勝利。この組の３着以内馬の前走コース別は、京都芝1800ｍ【2.0.0.4】、東京芝1600ｍ【1.1.0.5】、東京芝1400ｍ【1.0.1.6】、京都芝1400ｍ【0.1.1.7】と４つのコースに限られていた。

また、複勝率25.0％と健闘が目立つ前走新馬戦組の前走コース別は京都芝1600ｍ【1.1.0.5】、東京芝1600ｍ【0.0.2.0】と３着以内馬は２つのコースに絞られていた。

【阪神ジュベナイルフィリーズ過去10年】

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