G1特集 第67回 阪神ジュベナイルフィリーズG1特集 第67回 阪神ジュベナイルフィリーズ

血統分析

競馬予想のJRA-VANトップ > G1特集 > 阪神ジュベナイルフィリーズ > 2015 > 血統分析

母父サクラバクシンオーのブランボヌールに期待!

1)軸なら人気サイドのミスプロ系。ノーザンダンサー系は不振

過去10年間の、父馬の系統別成績をまとめると以下の通りとなる。

この表は右にスクロールできます。

父馬の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 5回 3回 7回 79頭 6.3% 10.1% 19.0%
その他のヘイルトゥリーズン系 1回 0回 0回 14頭 7.1% 7.1% 7.1%
ミスタープロスベクター系 2回 2回 2回 23頭 8.7% 17.4% 26.1%
ナスルーラ系 2回 1回 0回 18頭 11.1% 16.7% 16.7%
ノーザンダンサー系 0回 4回 1回 43頭 0.0% 9.3% 11.6%
その他の系統 0回 0回 0回 3頭 0.0% 0.0% 0.0%

サンデーサイレンス系は2007年(この年は人気薄3頭しか出走していなかった)を除いて毎年馬券に絡んでおり、2008年と2013年はワン・ツー・スリーを達成。出走頭数が多く率としては平凡だが、5番人気以内の28頭で5勝・2着3回・3着5回、6番人気以下だと51頭で3着2回だけだから、人気サイドならまずまず信頼できそうだ。その他のヘイルトゥリーズン系から馬券に絡んだのは4番人気ウオッカだけで、6番人気以下の12頭はすべて馬券対象外に敗れている。

信頼感ならミスタープロスベクター系やナスルーラ系のほうが上か。ミスタープロスベクター系は5番人気以内で2勝・2着1回・3着1回、勝率40.0%、複勝率80.0%と頼れる存在。ナスルーラ系も5番人気以内の4頭すべてが掲示板を確保、5着、2着、1着、4着と好走している。対してノーザンダンサー系は未勝利。5番人気以内9頭のうち馬券に絡んだのはホエールキャプチャだけだ。

【過去10年の連対馬の父と母父】

この表は右にスクロールできます。

日付L 馬名 種牡馬 母父馬
2014.12.14 1 16 ショウナンアデラ ディープインパクト Elusive Quality
2014.12.14 2 11 レッツゴードンキ キングカメハメハ マーベラスサンデー
2013.12.8 1 8 レッドリヴェール ステイゴールド Dixieland Band
2013.12.8 2 10 ハープスター ディープインパクト ファルブラヴ
2012.12.9 1 1 ローブティサージュ ウォーエンブレム Singspiel
2012.12.9 2 7 クロフネサプライズ クロフネ トニービン
2011.12.11 1 13 ジョワドヴィーヴル ディープインパクト Caerleon
2011.12.11 2 11 アイムユアーズ ファルブラヴ エルコンドルパサー
2010.12.12 1 11 レーヴディソール アグネスタキオン Highest Honor
2010.12.12 2 4 ホエールキャプチャ クロフネ サンデーサイレンス
2009.12.13 1 18 アパパネ キングカメハメハ Salt Lake
2009.12.13 2 6 アニメイトバイオ ゼンノロブロイ フレンチデピュティ
2008.12.14 1 13 ブエナビスタ スペシャルウィーク Caerleon
2008.12.14 2 2 ダノンベルベール アグネスタキオン Bering
2007.12.2 1 15 トールポピー ジャングルポケット サンデーサイレンス
2007.12.2 2 9 レーヴダムール ファルブラヴ Highest Honor
2006.12.3 1 2 ウオッカ タニノギムレット ルション
2006.12.3 2 9 アストンマーチャン アドマイヤコジーン Woodman
2005.12.4 1 12 テイエムプリキュア パラダイスクリーク ステートリードン
2005.12.4 2 5 シークレットコード Fusaichi Pegasus Lost Code
2)意外と大切な東京2400m向きの血

以下は勝ち馬の父の芝2400m戦成績。なぜか日本ダービーとジャパンC、つまり東京の芝2400mとの相性がいい。これ以前にさかのぼっても、タムロチェリーの父は英ダービー馬のセクレト、テイエムオーシャンの父は凱旋門賞馬ダンシングブレーヴ、アインブライドの父は英愛ダービーを制したコマンダーインチーフなど、格の高い2400mG1で好走した馬が目立つ。

まるで関係なさそうな「阪神・芝マイルの2歳戦」と「国際的な芝2400m戦」がこれほど深く関連しているとは驚きだ。

この表は右にスクロールできます。

勝ち馬の父 芝2400m戦成績
パラダイスクリーク BCターフ3着・ジャパンC2着
タニノギムレット 日本ダービー1着
ジャングルポケット 日本ダービー1着・ジャパンC1着
スペシャルウィーク 日本ダービー1着・ジャパンC1着
キングカメハメハ 日本ダービー1着/産駒にジャパンC1着のローズキングダム
アグネスタキオン 不出走/産駒に日本ダービー1着・ジャパンC2着のディープスカイ
ディープインパクト 日本ダービー1着・ジャパンC1着
ウォーエンブレム 不出走/産駒にオークス4着のブラックエンブレム
ステイゴールド 香港ヴァーズ1着/産駒に日本ダービー1着・ジャパンC2着のオルフェーヴル
3)母の父はノーザンダンサー系かナスルーラ系

母の父の系統別成績はノーザンダンサー系が他を一歩も二歩もリード、これを追うのがナスルーラ系だ。ここも5番人気以内に絞ると、ノーザンダンサー系が18頭いて5勝・2着2回・3着3回、ナスルーラ系が8頭で2勝・3着1回となっている。

この表は右にスクロールできます。

母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ノーザンダンサー系 6回 2回 3回 51頭 11.8% 15.7% 21.6%
ナスルーラ系 2回 2回 1回 34頭 5.9% 11.8% 14.7%
ミスタープロスベクター系 1回 2回 3回 39頭 2.6% 7.7% 15.4%
サンデーサイレンス系 1回 2回 1回 29頭 3.4% 10.3% 13.8%
その他のヘイルトゥリーズン系 0回 0回 0回 10頭 0.0% 0.0% 0.0%
その他の系統 0回 2回 2回 17頭 0.0% 11.8% 23.5%

さらに、以下は勝ち馬の母父についてまとめたもの。ここのところ海外種牡馬が大活躍。またマイル〜1800mで活躍した馬が目立つ。

この表は右にスクロールできます。

勝ち馬の母父 主な勝ち鞍/マイル路線の活躍産駒
ステートリードン ハリウッドダービー(芝9ハロン)
ルション ムーランドロンシャン賞/Fastness(米BCマイル2着)
サンデーサイレンス ブリーダーズCクラシック/ダイワメジャー
Caerleon 仏ダービー/シンコウラブリイ
Salt Lake ホープフルS(ダート6.5ハロン)/Salt Champ(亜1000ギニー大賞)
Highest Honor イスパーン賞/Dedication(フォレ賞)
Singspiel ジャパンC/アサクサデンエン
Dixieland Band ペンシルベニアダービー(ダート9ハロン)/Dixie Brass(メトロポリタンH)
Elusive Quality ポーカーH(芝8ハロン)/Raven's Pass(クイーンエリザベスII世S)
4)母系の優秀性が大切

下表は勝ち馬の母・母系の成績を簡単にまとめたもの。どの母系もかなり優秀であることがわかる。実は2着馬の母も重賞勝ち馬が多いなど、なかなかの血統だ。

母自身が2勝以上(レーヴドスカーは1勝だが仏G1馬)、近親に重賞勝ち馬のいることが、ひとつの目安となるだろう。

この表は右にスクロールできます。

馬名 母名 母の成績 母系から出た活躍馬
テイエムプリキュア フェリアード 11戦2勝 ダート重賞4勝のエムアイブラン
ウオッカ タニノシスター 33戦5勝 桜花賞馬シスタートウショウ
トールポピー アドマイヤサンデー 8戦3勝 重賞3勝のフサイチホウオー
ブエナビスタ ビワハイジ 10戦4勝 ビワハイジは阪神3歳牝馬S勝ち馬
アパパネ ソルティビッド 12戦3勝 ソルティビッドはオープンで2勝
レーヴディソール レーヴドスカー 10戦1勝 青葉賞勝ち馬アプレザンレーヴ
ジョワドヴィーヴル ビワハイジ 10戦4勝 前述
ローブティサージュ プチノワール 不出走 ヴィクトワールピサなど
レッドリヴェール ディソサード 22戦2勝 ベンジャミンS勝ち馬サードニックス
ショウナンアデラ オールウェイズウィリング 3戦1勝 ジュライC勝ち馬アナバー
結論

父はミスタープロスベクター系かナスルーラ系で、人気サイドなら軸。該当馬が見当たらなければ父サンデーサイレンス系で、やはり人気サイド。国際的な芝2400m戦で活躍した種牡馬であることがマストだ。

母父はノーザンダンサー系かナスルーラ系で、自身や産駒がマイル〜1800mで活躍ししてることが望ましい。海外種牡馬ならベター。母系の優秀性も大切だ。また勝ち馬10頭中6頭が母父ノーザンダンサー系で、ノーザンダンサーの4×4インブリードが1頭、5×5×5が1頭。ノーザンダンサーの血が強調材料となる。

まずはアットザシーサイド。プラス材料は、父がミスタープロスベクター系キングカメハメハ、近親にヒシアトラスなどがいて、母父の産駒にはダイワスカーレットがいる点。ただし母父アグネスタキオンはサンデーサイレンス系だし、ノーザンダンサーのインブリードがなく、強調するまでにはいたらない。

ならば、父サンデーサイレンス系からブランボヌール(父ディープインパクト×母父サクラバクシンオー/母父の産駒にグランプリボス/近親にダコール/ノーザンダンサーのインブリード)。次いでウインファビラス(父ステイゴールド×母父アドマイヤコジーン/近親にコスモドリーム/ノーザンダンサーのインブリード)か。

【ブランボヌールの血統表】

この表は右にスクロールできます。

ディープインパクト
  Deep Impact
  2002年 鹿毛(早来町)
*サンデーサイレンス
 Sunday Silence
 1986年 青鹿(米)
Halo
1969年(米)
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well
1975年
Understanding Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss
*ウインドインハーヘア
 Wind In Her Hair
 1991年 鹿毛(愛)
Alzao
1980年
Lyphard Northern Dancer
Goofed
ブランボヌール
 Blanc Bonheur(JPN)
 牝 2歳 父11歳・母7歳時産駒
 2013年 芦毛(新冠町)
Lady Rebecca Sir Ivor
Pocahontas
Burghclere
1977年
Busted Crepello
Sans Le Sou
Highclere Queen's Hussar
Highlight
サクラバクシンオー
 Sakura Bakushin O
 1989年 鹿毛(早来町)
サクラユタカオー
1982年 栗毛(静内町)
*テスコボーイ Princely Gift
Suncourt
アンジェリカ *ネヴァービート
スターハイネス
サクラハゴロモ
1984年 鹿毛(早来町)
*ノーザンテースト Northen Dancer
Lady Victoria
ルシュクル
 Le Sucre
 2006年 芦毛(新冠町)
*クリアアンバー Ambiopoise
One Clear Call
*アジアンミーティア
 Asian Meteor
 2000年 芦毛(米)
Unbridled
1987年(米)
Fappiano Mr.Prospector
Killaloe
Gana Facil Le Fabuleux
Charedi
Trolley Song
1983年
Caro Fortino
Chambord
Lucky Spell Luchy Mel
Incantation