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第64回阪神ジュベナイルフィリーズ特集 2012年12月9日(日)15時40分発走 阪神競馬場 芝1600m

【サウンドリアーナ】1ハロン延長が課題

サウンドリアーナ写真
ファンタジーSを完勝したサウンドリアーナ

前走ファンタジーSはモーニングコールを2〜3馬身前に置きながら2番手からの競馬。最後の直線ではラスト200mで早々と先頭に立つと、後続を突き放し3馬身も抜けた。勝ち時計の1分20秒8は優秀で、過去10年の同レースでは2番目に速いタイム。確かな力がないとできない走りだった。今回の課題は距離。2戦目の新潟2歳Sでは3着と好走したが、最後は脚が上がった感がある内容。2走前のデイリー杯2歳Sでは7着だった。行きっぷりの良さがある反面、現状ではタメを利かせる競馬が難しいという面がある。決め手が要求される阪神芝1600mをどう克服するかがポイント。


【コレクターアイテム】アルテミスSの初代覇者

コレクターアイテム写真
アルテミスSを鮮やかに突き抜けたコレクターアイテム

今年から新設された重賞・アルテミスSの初代覇者。同レースでは最内枠から飛び出し、中団より後ろの内々で脚を溜めての追走。最後の直線に入ると馬群を縫って内側をうまく捌き、最後は外からきたアユサンとの叩き合いを制した。平均ペースに乗じ、勝ちタイムの1分33秒8は2歳レコード。G1で中心視されてもいい力を示した。父ハーツクライ譲りの強烈な末脚が最大の持ち味。デビューから3戦すべてで上がり33秒台を叩きだしており、ここも決め手は計算できる。ただし、ペースが落ち付いてしまうとデイリー杯2歳S(4着)のような取りこぼしも考えられる。


【サンブルエミューズ】芙蓉Sを出遅れながら差し切る

サンブルエミューズ写真
芙蓉Sを豪快に差し切ったサンブルエミューズ

福島芝1200mのデビュー戦は4着に終わったが、2戦目の新潟芝1400mでは、スピードの違いを見せつけて5馬身差の逃げ切り勝ち。前走芙蓉Sはスタートで出遅れたが、半マイル過ぎから外を回って追い上げると、その勢いで直線外から豪快に差し切った。2戦目とは全く対照的な競馬をしながら、他馬とは一枚力が違わなければできない芸当を披露。同レース2着のフラムドグロワールは次走いちょうSを勝利したことも、本馬の評価を押し上げる。早めに栗東に入厩して調整されており意欲は十分。まだ粗削りで、重賞ウイナーがライバルながら力を出し切れれば好勝負になりそうだ。


【アユサン】鋭さと躍動感溢れる素質馬

アルテミスSでは作戦通り、末脚を生かすために後方で脚を溜めての追走。最後の直線は大外から弾けるように伸び、コレクターアイテムとの叩き合いに持ち込んだ。結果は半馬身及ばずの2着だったが、勝ち馬が終始内々から捌いたことを考えれば、勝ちに等しい内容。上がり3ハロンは33秒5で勝ち馬より0.4秒速かった。馬体重490キロ台の大柄な馬だが、鋭い反応と躍動感ある末脚に素質の高さを感じさせる。阪神のマイル戦という舞台は歓迎だろう。ただ、まだ体質の弱さはあるようで本格化はまだ先かもしれない。ひとまず阪神への輸送が課題だ。

【ローブティサージュ】上積み十分で楽しみ

7月の函館芝1800mでデビュー。スタートで出負けして後方からの競馬となったが、3コーナー過ぎからまくり気味にスパート。最後の直線でも末脚衰えず鮮やかな差し切り勝ちを決めた。2戦目は前走ファンタジーS。4か月ぶりの実戦の上、初戦とは打って変わって忙しい流れの1400m。勝ち馬に3馬身離されはしたが、直線大外から末脚を伸ばして2着と確保。収穫がある内容だった。叩かれての上積みはありそうだし、1ハロンの延長もプラスだろう。同厩舎のコレクターアイテムにヒケをとらない走りを見せられる可能性はある。

【プリンセスジャック】阪神コースで巻き返し

前走ファンタジーSはスタート自体はそれほど悪くなかったが、ダッシュがややひと息で中団よりも後ろからの競馬。上がり3ハロンはメンバー中3位(34秒3)をマークしたのだが、遅れ差しの形で4着。1番人気に応えられなかった。あまり切れる脚を使うタイプではなさそうなだけに、もう少し前で立ち回りたかったところだろう。ここまでの2勝は僅差ながら、ききょうSはセンスある走り。阪神の芝コースは合っている印象だ。父は06年マイラーズC制覇、母は96年マーメイドS2着。両親が阪神の芝重賞で好走歴がある良血馬でもある。巻き返しを狙いたい。

【ストークアンドレイ】前走は参考外の競馬

ストークアンドレイ写真
函館2歳Sを勝利したストークアンドレイ

函館2歳チャンピオンの肩書きを引っ提げて挑んだファンタジーSは10着に惨敗。最内枠のスタートから序盤は中団より前目に取り付いたが、徐々にポジションを下げることとなった。早々に手ごたえがなくなったわけではなかったので、この作戦がどうだったか。最後の直線は大外に持ち出すことになってしまい、これでは伸びきれなかったのも無理がない。函館を連勝する洋芝巧者であり、短距離タイプの可能性は否定できないが、前走は参考外と見ていいかもしれない。距離さえもてば、もう少しいい競馬ができてもおかしくない。


【エイシンラトゥナ】粘り強さを増せるか

前走アルテミスSは3番手からの競馬で4着。先々を見据えて好位からのレースを試みたという意味では、一定の評価が与えられる内容だった。小粒なメンバー構成であったダリア賞組から重賞で上位入線を果たしたことも大きい。ただ、前走で上位2頭に見せつけられた決め手の差は大きい。勝ち馬とは0.7秒もの差があった。阪神のマイル戦に替わっても、要求される適性はあまり変わらないだけに今回も分が悪い印象がある。休み明けをひと叩きされたことによる上積み。先行しての粘り強さが増すような走りを見せたいところだ。

【ディアマイベイビー】白菊賞で2勝目

2走前のファンタジーSはスタートで出遅れたのがすべて。スピードの違いですぐに挽回したが、掛かり気味にいったために、終いの末脚は残っていなかった。これでは9着敗退も当然と言えるだろう。前走白菊賞は対照的に好スタート。そのままハナを奪うと、後続の追い上げをなんとか振り切り2勝目を挙げた。未勝利勝ちが阪神芝1600mで、1分33秒6という破格の好時計をマーク。阪神JFは是が非でも出走したい舞台だったであろう。ただ、その分ローテーションは厳しめ。この秋はすでに3戦を消化。今回は中1週の競馬となる。上積みは乏しいか。

【レッドセシリア】1戦1勝ながら瞬発力は非凡

10月の東京芝1600m(牝)でデビュー。スタートのタイミングがやや悪かったが、すぐに押っつけられて中団馬群の外から追走すると、じんわりと好位に上がって最後の直線へ向かった。しばらく持ったままで加速し、残り400mからようやく追い出されると、前3頭合わせの一番外から末脚を伸ばす。残り150mで単独先頭に立ち、最後は2馬身抜けた。上がり3ハロンは33秒7。前半800m通過が51秒5という超スローペースであったため、上のクラスでペースが上がった時に同じ脚が使えるかという点が課題ながら非凡な瞬発力は見せた。抽選を潜り抜けてきた幸運を生かして頑張りたい。

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